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CG 2017.2

2017年03月28日


発売元:カーグラフィック

今月号の大特集は 「決定!CAR GRAPHIC AWARD 2016」ですね。ノミネートされたのは下記のクルマ。

・アバルト124スパイダー
・アウディQ7
・BMW M2クーペ
・ホンダNSX
・ジャガーFスペース
・マクラーレン570S
・ポルシェ718ケイマン
・ルノートゥインゴ
・スバルインプレッサ
・トヨタプリウス

てっきりマクラーレンが取るのかと思いきや、そうではなかった。BMWのM2がアワードカーですね。でも、それよりも驚いたのがインプレッサが総合2位だったってこと。やはり、燃費以外はいいんだなぁ、インプレッサ。早く、ディーゼルでないかな???

で、こんな特集の中で「ん?」と思ったのが「2016年の交通時事問題を振り返る」という記事。高齢者ドライバーの事故ばかり取り上げるな!というないようなんですけれどね、高齢者の死亡事故は全体の28.6%しか占めていないという論調なのですけれど、10代&20代、30代、40代、50代&64歳まで、高齢者(65歳以上)とセグメントを分けたとき、5セグメントなので、1セグメントあたり20%が平均値になるわけで、そこを大きく超えているのに、「ほかだって事故を起こしている。だから問題はない。これは陰謀だ!」と声高に叫ぶのはどーかと思いますよ。

でもね、もはや自動車雑誌の読者が70代がメインであると仮説を立てると、納得するのよね。「あぁ、読者に媚びているのだ」と。でもさ、そんな年寄りに媚を売っていると、若者読者(というか、45歳以下の読者)はそっぽを向いちゃって、先細りになるだけだよ。もっと真面目に高齢者の事故対策を考えたほうが良いよ。

伊藤梓記者が、せっかくDGアワードを選ぶときに
私と同世代の20代~30代に薦めたい、そして、これから私たちの世代に希望を与えるクルマを推そう

という基準で車を選んでいると言うのに。
伊藤梓記者、小学生の時からプリウスがあった世代なのですから、もう、電気じかけのクルマがふつーの世代なのですよ。そんな世代の考えや感性を取り上げないでどーするの?と思ってしまいますわ。

で、そんな今月号では、巻頭特集よりも「感謝と惜別 フォード日本での100余年」が面白かった。初代マスタングと、現行のエクスプローラが欲しくなった。現行のエクスプローラはレンジャーベースではなく、トーラスベース。成り立ちとしては、ハリアーと同じ。とあいえ、ハリアーでは感じることのできない、おおらかさがあるんだよなぁ。
燃費と大きさに目を瞑れば、ほしい一台だよなぁ。

で、そんな今月号を読んでいたら

『横浜製フォード、大阪製アメリカ車』


『ルノーの世界』


を読みたくなりましたな。




CG 2017年 02 月号 [雑誌]

タイトル:CG 2017.2
発売元:カーグラフィック
おすすめ度:☆☆☆(定番ですな)
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ギャラリーフェイク 20巻

2017年03月27日

著者:細野不二彦
発売元:小学館

第20巻のタイトルは「KYOTO POP」。消えていく京都の面影を守ろうとする知念と、それを手助けする藤田。京都はかび臭い町じゃない。平安の昔から、ポップアートに溢れた町なんだ!と、力説しても、なかなか実際に京都に住んでる人には通じないというもどかしさ。そんな世界が描かれております。

そんな20巻に収録されている話はこんな話。

・同行三人
・イヤー オブ ドラゴン
・注文の多い家庭教師
・パサージュを抜けて
・聖女の鎧
・KYOTO POP
・from the North Hotel

心にぐさっときたのが、オランダ人画家ハルスをモチーフにした『注文の多い家庭教師』ですな。
やはり、笑顔はいいよなぁ。
笑顔に溢れた作品、ワタシも欲しいですわ。

フランス・ハルス
フランス・ハルス(Frans Hals, 1581年/1585年頃 - 1666年8月26日)は、17世紀のオランダで活躍した大画家。
ハルスは、オランダ絵画の黄金時代を代表する画家の1人で、レンブラントよりはやや年長ながら、ほぼ同時代に活躍している。オランダのハールレムで活躍し、作品にはハールレムの住人を描いた肖像画が多い。人々の生き生きとした表情を捉える描写力は卓越している。笑っている人物画を多く描いたことから「笑いの画家」と呼ばれている。代表作の『陽気な酒飲み』、『微笑む騎士』は、モデルの人柄まで伝わってくるような名作である。ハールレムの名士を描いた集団肖像画も多い。
かつてオランダで発行されていた10ギルダー紙幣にまで肖像が使用されていた。

あとはペニーバンクという貯金箱と、アメリカ人画家エドワード・ホッパーと、都はるみ(w)をモチーフにした『 from the North Hotel 』。つまり、「北の宿から」なのですが、そんな演歌の女王よりも、エドワード・ホッパーの作品に惹かれましたな。

エドワード・ホッパー
ニューヨーク州ナイアック(Nyack)に生まれる。商業美術の学校に進んだのち、ニューヨーク美術学校(New York School of Art)で絵画を学ぶ。アシュカン派(ごみ箱派、アッシュカン・スクール)の指導的画家であるロバート・ヘンライは同校の教師であり、アメリカン・ライフの写実的描写はその影響とされる。
1915年にエッチングとイラストレーションに転向するが、1930年には水彩画と油彩画を再開する。
1925年に制作された『線路脇の家』はホッパーの最初期の連作の一つで、その後の彼のスタイルを決定づけた作品である。都会の街路、オフィス、劇場、ガソリンスタンド、灯台、田舎家などアメリカ人には見慣れた都市や郊外の風景を、単純化された構図と色彩、大胆な明度対比、強調された輪郭線で描く彼の孤独な雰囲気漂う作品は今日のアメリカでも高い人気をもっている。

こうやって美術の世界に触れていくのはいいですなぁ。




ギャラリーフェイク(20) (ビッグコミックス) Kindle版

タイトル:ギャラリーフェイク 20巻
著者:細野不二彦
発売元:小学館
おすすめ度:☆☆☆(定番ですなぁ)

帝国ホテル流おもてなしの心

2017年03月25日
著者:小池幸子
発売元:朝日新聞出版社

著者は帝国ホテルにて約50年にわたり、賓客や、VIPのお世話をしてきた客室係。帝国ホテル客室課マネージャ。

そんなおもてなしのプロが記した、おもてなしの真髄。

ちなみにその真髄とは
1)ご滞在中、お客様には必要以上に接触しない。
2)会話の主役はお客様である。
3)臨機応変に対応する。
4)一歩踏み込んだ接遇をする。
5)忙しいからこそ、忙しい素振りは見せない。
6)お客様のプライバシーには立ち入らない。
これは141ページに「サービスの基本8ヵ条」としてまとめられております。

そして、小池さんが先輩方から育てられたように、小池さんも後進を育てるわけですが、そんな後輩に向けてのメッセージはこのように集約されております(191ページ)
1)フットワークを軽くすること。
2)チームワークを大事にすること。
3)報告は正確にする。
4)機転をきかせてほしい。
5)先輩の背中を見て、仕事を覚えてほしい。
6)謙虚であれ。
7)お客様とは、必ず一線を引くこと。
8)「自分のお客様」と、勘違いしないこと。
9)広い視野を持ってほしい。
気配りとは何か?おもてなしとは何か?がしっかりとまとめられている本なのですが、それと同じくらいに、帝国ホテルの歴史がわかって素晴らしいです。

小池さん、高卒で帝国ホテルに入社したのですが、当時の帝国ホテルはライト館(フランク・ロイド・ライトが設計した帝国ホテル旧本館)なので、そんなライト館の中身が、ライト館での業務がしっかり説明されていて、素敵でした。



帝国ホテル流 おもてなしの心客室係50年 (朝日文庫)

タイトル:帝国ホテル流おもてなしの心
著者:小池幸子
発売元:朝日新聞出版社
おすすめ度:☆☆☆☆☆(帝国ホテルに泊まりたくなりますな)

ホテル業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本

2017年03月24日


著者:中村恵二/榎木由紀子
発売元:秀和死システム

ホテル業界のことを調べる必要が出てきたので、手にとった本。
いや〜知っているようで知らない世界でした。

ホテルって旅館業法だけしか法律ないのかと思ってたのですが、違いました。

旅館業法
国際観光ホテル整備法
建築基準法(用途)(特殊建築物)
消防法(防火対象物)
改正ハートビル法(特定建築物)
ビル管理法
省エネ法
風営法
食品衛生法
公衆浴場法
駐車場法
理容師法・美容師法
クリーニング業法
都道府県・建築安全条例(特殊建築物)
火災条例
福祉関係の条例
景観保護条例
土地計画による土地の用途規制

など。

これを全部覚える必要はないけれど、こういうのありますということ、こうですということを知っていなかったらアウトだったね(30ページ)。

ちなみにホテルとは「旅館業法」で「様式の構造および設備を有する施設で、宿泊料を受けて、人を宿泊させる営業」と定義されており、より具体的に

洋式の客室が10室以上あること
客室の広さは9平方メートル以上であること
管内には適当な数の洋式浴室またはシャワーが有ること
水洗式男女別トイレが有ること

と定義されているのね(38ページ)。

そしてホテルは「立地」「クラス」「機能」によって分類できるのね(46ページ)。

【立地上の分類】
アーバン、ダウンタウン、リゾート。アーバンリゾート、サバーバン、ターミナル、エアポート、シーサイド、ウォーターフロント、テーマパークなど
【クラス別分類】
ラグジュアリー、ファーストクラス、ハイエンド、ミドルクラス、バジェット、クラシック
【機能上の分類】
コンベンション、コマーシャル、トランジット、レジデンシャル、コミュニティ、カルチャー、フルサービスなど。
【業態的分類】
シティホテル、ビジネスホテル、イン、リゾート

とな。

これらの分類定義を使って、それぞれのホテルを比べていくのでしょうな。

で、最近何でもインターネットで予約ですけれど、ホテルもインターネットで予約できるのですけれど、ホテルのインターネット予約は大きく3種類に分類できるのね(146ページ)

CRS
CRS(英語: computer reservations system)とは、航空機などの座席を予約するためのコンピュータシステムである。もともとは航空会社によって設計・運営されていたが、旅行代理店にも利用が広げられた。作られた時点では集中型システムであったが、分散型システムへと発展。フライト予約のみならずホテルの予約やレンタルカー・鉄道・船の手配をエンドユーザー自身が可能であるシステムは、GDS(Global Distribution System)と呼ばれる。

GDS
GDS(Global Distribution System)とは、世界中の航空会社、ホテル、レンタカーなどの予約・発券ができるコンピュータシステム。セーバー、アマデウスなどが有名。航空会社、ホテル、レンタカー会社の予約システムと接続されており、リアルタイムでの予約が可能。世界各国の旅行会社に設置もしくは旅行会社の予約システムと接続し販売されている。

IRS
インターネット上で単体のホテル、チェーンホテル、ネット予約会社などの情報を提供し、インターネット上での個人予約が可能なシステム。

そして、ホテルの業界にクラウド化の波が押し寄せており、NECからはホテル向けの総合クラウドサービスが提供されるに至っているのだとな(152ページ)。

そして、ホテルも今はインバウンドの宿泊客で儲かっているけれど、それから先のことも考えて、新規事業をいろいろと行っているのだと(170ページ)。
特に、ホテルの持ち帰り食材が、人気でデパ地下ではなく、ホテイチとい割れて人気を博しているのですとな。

で、どんなのが有るかというと
・ホテルオークラ東京 シェフズガーデン ローストビーフや、仔牛のウインナーシュニッツェル
・帝国ホテル東京 ガルガンチュワ ブルーベリーパイ
・大阪全日空ホテル ベーカリー&ペストリー フルーツロールケーキ
・ホテルニューオータニ東京 パティスリーSATSUKI edo(江戸)シリーズスイーツ
・リーガロイヤルホテル メリッサ ビーフストロガノフ
・ザ・ペニンシュラ ザ・ペニンシュラブティック チョコレート、紅茶
・パークハイアット東京 デリカテッセン ウォールナッツレーズン
・ホテル西洋銀座 デリショップ西洋銀座 レストランオードブル

そして、ホテルには業界団体がちゃんとあって、それは
・国際観光施設協会
・日本政府観光局
・日本旅館協会
・国民宿舎協会
・全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会
・全国旅行業協会
いや〜知らないことを的確に教えてくれる素晴らしい本でした。



図解入門業界研究 最新ホテル業界の動向とカラクリがよ~くわかる本[第3版]


タイトル:ホテル業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本
著者:中村恵二/榎木由紀子
発売元:秀和死システム
おすすめ度:☆☆☆☆☆(素晴らしい本でした)

プーチンの実像

2017年03月23日


著者:朝日新聞国際報道部:駒木明義、吉田美智子、梅原季哉
発売元:朝日新聞出版社

現役の政治家の中で、わたしが尊敬してやまない、ウラジミール・プーチンの素顔に迫った本。そりゃ、リベラルな政治家じゃないかもしれないし、気に食わない相手は殺してしまう元スパイの大統領かもしれないですが、一路はボロボロになったロシアを立て直し、そして繁栄に導いたのだから、とんでもなく素晴らしい政治家だと思うよ。

で、そんなプーチン大統領、昔はKGBのスパイで東ドイツにいたわけで。で、そのころは今と違って(いや、今もそうかもしれないけれど)、かなりリベラルな思想の持ち主だったということが、わかるのよね。

共産党の一党支配をなんとかしなければならない。

その想いがあったからこそ、エリツィンから引き継いだ大統領職を、務め上げることができたのだと。

共産党の一党支配をやめ、社会主義をやめ、外国資本を呼び込み、民主的な選挙を行い、資本主義となり、法の支配が正しく行われる国に生まれ変わらせた。

そう、ロシアをね。

でも、それをアメリカを始め西側諸国は認めてくれなかった。

いまだに、ロシアを敵対視する。

そりゃ、西側諸国をきらいになりますわな。

そんな「オレ結構頑張ったのに、お前たち認めてくれないんだな」という、プーチンの挫折感が、ここかしこに散りばめられているのにびっくりします。

そんな挫折感の最高潮が、224ページ、2012年のG8サミット終了後のコメントに現れておりますわ。
重要なのは、そこで様々な意見が語られることだ。何か一つの意見が支配してしまったり、その一つの意見に基づいて決定がなされてしまったりしてはいけない。それではかつてのドイツ社会民主党やソ連共産党中央委員会の決定と同じことになってしまう。重要なのは、それが民主的な場であることだ。全員がお互いの言うことに耳を傾け、屈辱や偏見なしに議論し、共通のアプローチを作り出すことだ。

もしかして、プーチンのほうが、西側の政治家よりも圧倒的に自由を愛しているのかもしれない。

そう思えてきましたな。



プーチンの実像 証言で暴く「皇帝」の素顔

タイトル:プーチンの実像
著者:朝日新聞国際報道部:駒木明義、吉田美智子、梅原季哉
発売元:朝日新聞出版社
おすすめ度:☆☆☆☆☆(良い本ですなぁ)

FACTA 2017.2月号

2017年03月22日

発売元:ファクタ

今月号で面白かったのはこんな記事。

三菱MRJ「出直し」へ縮小
結局日本の航空うがい者が購入するだけで終わりそうな、MRJ。やはりさぁ、希望的観測に基づいて仕様を決めちゃ駄目なんだよねぇ。

江崎グリコの病巣「長男悦朗」
名門企業の三代目、どんぶり勘定が横行していた江崎グリコの財務を立て直したけれど、なかなかどうして、旧主派と言うか、保守本流の方々とは相容れないわけで。でも、これからこういう企業はたくさん増えてくるのだろうな。そして、そういう企業は駄目になっていくのだろうな、と思う今日このごろ。

孫正義「あしなが」財団のホンキ度
支援は青天井。結果の平等ではなく、こうやって子どもたちに機会の平等を与えることがデキる人や、企業ってすごいなぁ。なんだかんだで、孫さんはすごいな。

マグロ「密漁」見て見ぬふり水産庁
もうさぁ、マグロ食べるの法律で禁止にすればいいんじゃね?もしくは、マグロの密漁が見つかると、補助金が比例して減っていくとか、水産庁の予算と、水産庁職員の給料が比例して下がっていくとか。そういうことしないと駄目だろう。ってか、そこまでしてマグロを食いたいか?

白物家電の覇権を狙う「アイリスオオヤマ」
これが正しい資本主義の流れだよな。シャープ、パナソニック、東芝、サンヨー電機、いままで栄華を誇っていた家電メーカーが衰え、代わりに新しい家電メーカーが登場する。会社はダメになるけれど、その会社で働いていた技術者は、新しい会社に移ることができるので、問題はない。こういう流れができないと駄目だな。

「脱真実」のスーパー官邸
安倍総理は日本のテレビ局&新聞社をコントロールしているというけれど、ここまでどーして、反阿倍のニュスが多いのはなんででしょうな。そもそも、新聞や、テレビを見ている人が減っているわけでさ。安倍官邸が上手にコントロールしているのはWeb戦略だと思うぞ。野党はそれができないから、全然駄目なんじゃないかと。

タイトル:FACTA 2017.2月号
発売元:ファクタ
おすすめ度:☆☆☆(ですなぁ)

日経ビジネス 2017.01.23

2017年03月21日

発売元:日経BP社

大特集は「トランプに負けるな! トヨタ、GE、ダノンの動じない経営」ですな。
トランプ大統領の部分は後付ですな。ツイッターでトランプ大統領がトヨタを批判したから、とってつけたのでしょうか。本来であれば「世界を超えるサステナブル経営」ですかね。

トランプが言ってることって、平たく言うと「地産地消」なんだよな。アメリカで売る車は、アメリカでアメリカ人が作ると。
そうなると、一番困るのがアメリカ車メーカー。アメリカ国内で、アメリカ人が、アメリカ車を作って競い合う。生産効率の高い日本メーカーや、負荷価値を付けるのが上手いドイツ系が、そりゃ、強いな。韓国系や、中国系は、安く生産するための手足が縛られていわけですから、アメリカ車メーカーと同じくらいに辛い。

という話があるのかと思ったら、全く違うサステナブルな経営の話だった。

そとそもグローバル企業なんて、トランプ政権のアメリカより、いろんな条件が過酷な中国や、インド、ロシアでも活動してるわけで、べつになんとも思ってないかと。

でも、ザ・コカ・コーラカンパニー会長兼CEOムータ・ケントのインタビューが面白かった。
トランプ大統領の当選や、イギリスのEU離脱に対して、
「その結果、経済成長の恩恵を得られなかった人々の間に、現状に対する失望が広がっているのです」
と、コメントしているのですが、まさにその通りかと。
オバマにしろ、メルケルにしろ、ものすごく賢くて、理想主義者で、自分の考えがゼッタイで、世界が平和であるべきで、そのためには理想主義以外を認めないってスタンスだったわけですが、それが駄目だったと。
「そんなわけないよ!」という反論が聞こえてきそうですが、そんな訳があったから、トランプが大統領に選ばれたわけで。だってさ、オバマじゃ救えなかったんだよな。スイング・ステートと呼ばれている、いわゆるラストベルト地帯で。8年前、その地域は圧倒的にオバマ支持だったのにね。

ということを冷静にコメントしている、コカ・コーラ社のトップはすげーな、と。

で、そんな今週号で他に面白かったのが、こんな記事。

ヨーカ堂など相次ぐ社長交代、「脱・鈴木」鮮明に セブン、人事刷新の死角
脱鈴木の次が、創業家復活じゃなぁ。もう駄目なんじゃなかろうか?セブン&アイ。もしかすると巨大流通小売コングリマリットは、解体になるかもね。顧客が置いてけぼりだもんな。

「禁煙席廃止」に震える外食
屋内全面禁煙になると、一気に客が減ると。そんなことなかろう。どこのお店も、喫煙席よりも、禁煙席のほうが混んでいるのだから。どー考えてもチャンスだと思うけれどな。それよりも何よりも、喫煙者のマナーの悪さをど~にかしないと駄目だよな。ワタクシ、元喫煙者だからこそ、マナーの点を強く訴えたですわ。

経営教室気鋭の起業家編 超常識の発想法 ランクアップ社長岩崎裕美子氏 5時退社で連続増収 働き方改革が成長源
いいことですな。もうさ、長時間労働前提の仕事はヤメればいいんだよな。「長時間労働を認めてもらわないと自分の仕事しかしなくなる」と言う声がありますが、ちゃんときにかけるひとは、できるから問題無いわな。単位時間あたりの効率アップを求めるべきなんだよな。で、時間かかり過ぎたら罰金取るとか、そういうことも必要かと。

未来機械 太陽光パネル清掃ロボット ロボコン魂、砂漠地帯を救う
いいねぇ。砂漠の太陽光パネルを掃除するロボット。こういう発想好き。

FRONTLINEニューヨーク 予測不可能が戦略か
トランプが何を言うかわからないし、何をするかわからない。今までの大統領と全くちがう。これって、戦略なんじゃね?という著者。いや、私もそう思いますわ。予測ができないから、相手は受ける一方になる、そりゃ、トランプペースで打ち合わせするしかなくなりますわね。

で、そんな今週号を読んでいたら

『最後の資本主義』



『グローバル化する世界と帰属の政治』


『グローバリズム以降』


タイトル:日経ビジネス 2017.01.23
発売元:日経BP社
おすすめ度:☆☆☆(定番ですわな)

脂肪の歴史

2017年03月20日


著者:ミッシェル・フィリポフ
訳者:服部千佳子
発売元:原書房

すごい本です。

有史以来の脂肪の歴史、人類は脂肪とどのように関わってきたのか?調理だけでなく、社会的な話まで含めてまとめられております。

すげーよ。

そして、純粋に脂肪と分類されないであろう、もしくは脂肪分を更に分解していった世界の話まで、ちゃんと説明されております。

飽和脂肪酸
トランス脂肪酸
ショートニング
マーガリン

そんな食品の説明までしっかりなされているのが、素敵。

そして、児童文学や、小説や、映画の中に登場する脂肪の話まで紹介されております。

脂肪、摂り過ぎは駄目だけれど、摂取しなさすぎも駄目。
そして、脂肪には良い脂肪も、体に悪い脂肪も有る。

そういうことですわ。




脂肪の歴史 (「食」の図書館)


タイトル:脂肪の歴史
著者:ミッシェル・フィリポフ
訳者:服部千佳子
発売元:原書房
おすすめ度:☆☆☆☆(食いしん坊にはたまりませんな)

そこが知りたい マンション大規模模修繕Q&A

2017年03月19日

発売元:鹿島出版

これから物凄い勢いで増えるであろう、マンションの大規模改修。
とはいえ、日本で戸建住宅が大量に余り、そして、大量に大型マンションが建築されている状況を考えると、修繕されずにスラム化していくマンションというのもたくさん出てくるのでしょう。

ということはかんたんに想像できる。

自分の住んでいるマンションをスラム化させないためにはどうすればいいのか?

そもそものマンション管理の仕方から、大規模修繕の方法、修繕会社の選び方までがQ&A方式で説明されております。

人間の寿命が伸びれば伸びるほど、住宅はマンション、戸建てにかかわらず修繕が必要なわけです。で、戸建てよりも、売却・引っ越しの可能性と確率が高いマンション、ババ抜きにならないように、ちゃんとした修繕が行われることを祈ります。

タイトル:そこが知りたい マンション大規模模修繕Q&A
発売元:鹿島出版
おすすめ度:☆☆☆(マンションに住んでいる人は、必ず読んだほうが良いよ)

日経ビジネス 2017.1.16

2017年03月18日


発売元:日経BP社

大特集は「2017年宇宙商売 ビッグバン」。ということで、表紙は『宇宙兄弟』。いや、『宇宙兄弟』のほうが面白かったし、リアリティがあったね。

そんな今週号で面白かったのが、こんな記事。

新春対談 安部龍太郎×竹中平蔵

太古の昔から、日本は外に開かれていたし、鎖国で語られる徳川家康も、完全に閉じていたわけじゃなかった、という対談。そうだよねぇ。歴史の事業で間違って語られる徳川家康が本当だったら、17世紀に世界最大の都市にはなりませんよね、江戸が。というお話し。もう、今までの常識にとらわれていると、バカになりますよって対談で素敵でしたわ。

デザイン解剖 三菱電機、もう地味とは言わせない
三菱電機の家電はダサいよねぇ。という空気を破りたいらしいのですが、まぁ、バルミューダとかをライバル視しているのでしょうが、バルミューダの家電は性能がよろしいということを忘れていませんでしょうかね?見た目だけ良い家電なんて、買わないっすよ。

で、そんな今週号を読んでいたら

『鈴木敏文 孤高』




鈴木敏文 孤高

を読みたくなりましたな。

タイトル:日経ビジネス 2017.1.16
発売元:日経BP社
おすすめ度:☆☆(うむ・・・新年だからでしょうかね)

ドクター・ハック

2017年03月17日


著者:中田整一
発売元:平凡社

ドクター・ハック。本名はフリードリッヒ・ハイク。

彼の職業はドイツの軍用飛行機や船舶、それらの関連技術の輸入に携わる日本海軍および陸軍のエージェント。つまり、スパイ。色々と日本のために暗躍するわけなのですが、その活躍タイミングは2回ほどある。

1回目は1937年に締結される日独防共協定締結の締結に際して。
2回目は1945年に行われた、日本の終戦対策にさいして。

日本の平和のために活躍した、ドイツ人スパイがいただなんて、はじめて知りました。

戦前の外国人スパイと言うと、ゾルゲ事件のリヒャルト・ゾルゲくらいしか知らなかったのですが。

歴史の闇消えて無くなりそうな、ドイツ人スパイのハナシを見つけ出してきた、著者がすごい。

そして、なぜにドクター・ハックが終戦工作をしたかというと、「誰に終戦工作をするべきなのかどうか?」ということを知らなかった、当時の日本政府もすごい。




ドクター・ハック: 日本の運命を二度にぎった男


タイトル:ドクター・ハック
著者:中田整一
発売元:平凡社
おすすめ度:☆☆☆(ですな)

三菱自動車の闇

2017年03月16日


編集:週刊エコノミスト
発売元:毎日新聞出版

何中華本中華。

三菱グループは、顧客ではなく、国を向いてビジネスをしていた。そして、無駄にプライドだけが高いから、民間のポットで企業に技術で負けたくなかった。

だから、燃費を不正した。

って話になるんだけれど、そんな単純な話なのかねぇ??

まぁ、そのとおりな気がするけれど。

技術云々というよりも、単なるプライド型秋バカがそろっていただけな気がするわ。

「燃費を業界No1にしろ」というのは戦略でも、指示でもなんでもないからなぁ。

まぁ、下士官は優秀だけれど、上官はばかという、旧日本軍の伝統をしっかり引き継いだ組織であったということでしょうかね?

でも、そうならば、川崎重工や、富士重工、コマツに、IHI、新明和工業にも同じことが発生していなければ駄目なんだけれどな。

きっとそうじゃないんだろうな。

そうなると、日本の駄目なところを抽出したというよりも、日本の駄目なところの発生源が三菱グループとなってしまうのだが、それでいいのか??



三菱自動車の闇 スリーダイヤ腐蝕の源流


タイトル:三菱自動車の闇
編集:週刊エコノミスト
発売元:毎日新聞出版
おすすめ度:☆☆(うむ)

最新建設業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本 第3版

2017年03月15日


著者:阿部守
発売元:秀和システム

ほんとうに、建設業界の動向とカラクリが、よくわかる本。

何が驚いたって、メガゼネコン、スーパーゼネコンと呼ばれている大林・鹿島・清水・大成・竹中の売上よりも、大和ハウスの売上の方が大きいってことだw 大林・鹿島・清水・大成・竹中が1兆円代の売上高なのに、大和ハウスだけが3兆円代w ちなみに、大林・鹿島・清水・大成・竹中の売上高は積水ハウス、大東建託と同レベル。

どんだけ日本の住宅市場はでかいんだよって話だな。

で、そんな諸々、いろんな建設業界についてのことがわかりやすく説明されている1冊。
中でもものすごく役に立つのがゼネコンの業務フロー公共工事開始までのステップ建築設計の仕事の流れがわかりやすくまとめられていることですな。

ゼネコンの業務フローはステップとして、こんな感じ。

・市場調査
 ・市場調査
・企画提案
 ・企画立案
 ・基本設計
 ・概算見積もり
・設計
 ・構造設計
 ・設備設計
 ・詳細設計
 ・詳細見積もり
・契約
 ・契約
 (・設計変更)
 ・調達計画
・施工
 ・施工
 ・調達
・引き渡し
 ・引き渡し
・アフターサービス
 ・定期訪問
 ・診断
 ・リニューアル

公共工事開始までのステップは、こんな感じ。

・情報収集(外部)
 ・事業認可情報
 ・建設コンサルの設計受注情報
 ・工事物件情報(入札物件など)
 ・他社動向調査
・入札準備(社内)
 ・同種工事の実績収集
 ・入札参加の判断
 ・積算資料の収集
 ・予定価格の推定
 ・実行予算の算定
 ・入札価格の決定(営業部長・土木部長)
・入札
 ・落札
 ・契約
 ・地元挨拶
 ・営業から工事担当者へ引き継ぎ
・工事開始

建築設計の仕事の流れは、こんな感じ。

・設計準備
 ・基本設計の準備
  ・敷地調査
  ・物件概要検討
  ・法規制の調査
  ・発注者と相談協議
  ・企画提案
・基本設計
 ・建築計画の確立
  ・建築意匠計画
  ・構造計画
  ・設備計画
  ・室内計画
  ・外構計画
  ・各計画間の調整
  ・各計画の法規制確認
・詳細設計
 ・実施設計図書の作成
  ・建築意匠設計
  ・構造設計
  ・設備設計
  ・室内設計
  ・外構設計
  ・発注者との最終調整
  ・建築確認申請図の作成
  ・工事打ち合わせ、見積もり
  ・実施設計図書の作成
・工事監理
 ・工事中の管理
  ・工事現場検査、立会
  ・設計図書との照合
  ・工事関係者との検討
  ・設計図/工作図の確認承認
  ・製品検査
  ・諸官公庁検査、完成検査立会
  ・引き渡し準備
・完成
 ・竣工検査後引き渡し
  ・竣工検査
  ・設計/竣工品質確認検査
  ・引き渡し

全く建設業界の仕組みが知らない人でも、様々な流れをかんたんに理解できる素晴らしい本ですな。



図解入門業界研究 最新建設業界の動向とカラクリがよ~くわかる本[第3版] (How-nual図解入門業界研究)

タイトル:最新建設業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本 第3版
著者:阿部守
発売元:秀和システム
おすすめ度:☆☆☆☆☆(ものすごく良い本ですね)

国貧論

2017年03月14日

著者:水野和夫
発売元:太田出版

色んな意味ですごいなぁ。。。と思える一冊。

この人、元三菱UFJ証券チーフエコノミストにして、内閣府大臣官房審議官経済財政分析担当。内閣官房内閣審議官。まぁ、民間の証券会社のトップアナリストと、国の基本方針を決める分析官のトップを担っていたわけです。が、この本に書かれている内容は、「もう、日本だめ。資本主義だめ。日本死ね。資本主義死ね。」のオンパレード。よくこんな考え方で、民間証券会社のチーフアナリスト、担当できてたよな。「もう、日本だめ。資本主義だめ。日本死ね。資本主義死ね。」というアナリストレポートが出る三菱UFJ証券の口座は閉じたほうがいいってことだなw

とは言え、この著者の考えには賛同できるところが非常に多いのは、事実ですわ。時代の大きな変わり目であるということは、おもいっきり賛成すますわ。そして、今までどおりの、焼畑農業的経済モデルがうまくいかないということも、賛同できますわ。

で、資本主義が死ぬということに関しても、まぁ、この著者の定義であれば、資本主義は死んでいますわな、と納得できますわ。

ちなみに、著者にとって資本主義とは
資本主義とは資本の自己増殖と利潤の巨大化を目指すものとする立場である。投資して、回収する。その運動を単純に永遠に繰り返すものだと考える立場であった。

とな。

そうなると、マイナス金利と言う状況下では、自己増殖ができないので、そりゃ、無理よね、と。

とりあえず、新自由主義経済が嫌いで、世の中を斜めから眺める、哲学者的な観点で経済を語ることが大好きだということが、そして、過去の歴史に当てはめて考えることも得意だということはわかりました。

が、そういう人は、どこかの大学の研究室で、助教として、「経済死ね!日本死ね!安倍死ね!」と次節を唱えているのが良いと想いますわ。ほら、京大の原子力研究所で反原発運動を行っているあの人のように。

少なくとも、政治の中枢で経済について関わったのであれば、マイナス成長、大停滞のなかで、国民はどうすれば幸せで、経済的に自由な生活が送ることができるのか?を考えなきゃ駄目だ等と思うのよね。

まぁ、悪いのはこの著者ではなく、そういう主義主張を持っている経済学者をブレーンに選んでしまった、民主党政権なのですけれどね。

でもですね、繰り返しますが、今が大きな時代の転換期であるという考えには、賛同しますわ。アメリカが覇権国家であることがなくなることは、賛成しますがね。

しかし、「グローバル化はヤメればいい。それどころか、地方分権を徹底化させて、日本国内であっても、地方間の移動が簡単にできないようにすれば良い」的な理論はどーかと思うよw

経済学者の経済の本というよりも、活動家の本に思えてしまいましたわw

ピケティを、やたら引き合いに出すけれど、ピケティの『21世紀の資本』には「じゃあ、どうすればよい」我書かれていたんだけれどね。



国貧論(atプラス叢書14)

タイトル:国貧論
著者:水野和夫
発売元:太田出版
おすすめ度:☆☆☆(とはいえ面白いよ)

日経ビジネス 2017.01.09

2017年03月13日

.発売元:日経BP社

大特集は「2017年紅白予測合戦」

まぁ、年明け1発目ですからね。溜め込んだ取材ネタといいますか、いつもと同じ企画ですね。

まぁ、お正月ですしね。

タイトル:日経ビジネス 2017.01.09
.発売元:日経BP社
おすすめ度:☆☆
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