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マーケティング・サイエンスのトップランナーたち 統計的予測とその実践事例

2017年02月07日


著者:浅野熙彦
発売元:東京図書

富士ゼロックス、ALBERT、東急エージェンシー、ビデオリサーチ、コレクシア、ハウス食品、キリン、R&D、ライオンの事例が紹介されている本。

紹介されているのだけれど、日経ビジネス的な読み物ではなく、各社のマーケティング基盤となった分析モデルとその使い方が紹介されている。

なので、統計的な予備知識がないと読み進めるのが、辛かったりします。

ちなみにどんなことが紹介されているのかというと
購買履歴データから消費行動を知るースキャンパネル・データの活用@東急エージェンシー

とか
商品の適正な価格を決定する−POSデータとPSM分析の活用@ハウス食品

とか
小売マーチャンダイジングを提案するーPOSデータの時系列分析@キリン

とか
CM認知率を予測する−ランダムフォレスト法の活用

とか

マーケティングって科学っすね、理系のお仕事ですよね。

と理解できる内容満載ですな。

とりあえず、わたしを含めて文系の方々がつくるカスタマージャーニーマップや、ブランドスイッチ論って「べき論」の塊だったり「で、どうするの?」と言う内容だったりするのですが、本書に登場するカスタマージャーニーマップや、ブランドスイッチは、ちゃんと数字が記載されているのですな。

こういうの作らなきゃ駄目だよね。

で、本書にはいろいろ参考図書が紹介されているのですが

『消費者行動論体系』


『最新マーケティング・サイエンスの基礎』


『広告心理』


『リテールデータ分析入門』


『プロモーション効果分析』


『J,.Dパワー顧客満足のすべて』


『統計学のための数学入門30講』


を読みたくなりましたな。

そして、やっぱ数学を勉強しなきゃな。





タイトル:マーケティング・サイエンスのトップランナーたち 統計的予測とその実践事例
著者:浅野熙彦
発売元:東京図書
おすすめ度:☆☆☆☆(良い本ですな)
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マーケティングに使える「家計調査」

2016年12月30日

著者:吉本佳生
発売元:講談社

サブタイトルは「世界最大の消費者ビッグデータは宝の山だ」ですが、まさにおっしゃるとおりです。

いや~、タイトルを見た時、舐めておりました。
「そこまでの本じゃないだろう」と。
しかし、読んでみてびっくり。
ワタシの考えが浅はかでした。
本当に家計調査は宝の山です。
変なマーケティングリサーチをする前に、日本国政府が行っている家計調査を利用しないとダメですな。

ちなみに、ここまで詳細な家計調査を行っている国は日本しか無いのですとな。

家計調査
家計調査(かけいちょうさ)は、総務省が行っている指定統計。日本国内の家計の支出を通じて個人消費を捉えることができる統計。2002年からは貯蓄・負債についても調査されるようになっており、調査結果は家計収支編と貯蓄・負債編に分けて発表されている。
個人消費を供給・販売側から見ることのできる統計はいくつかあるものの、需要・消費者側から見ることのできる統計は本統計のみであり、また項目も細かいため分析でも使いやすく、消費を巡る各種分析で広く使用される。国民経済計算の推計を行う上での基礎資料ともなっている。

この調査結果を詳細に読み解くと、「どこに住むと良いことがあるのか?」なんてことも分かったりしますし、個々の情報を読み解くことで「どのような人生を歩めば、明るい未来が待っているのか?」ということが分かったりするのが素敵です。

例えば、小学校・中学校の義務教育の質を上げると、子どもにとって良いことがある、教育レベルを揚げることができる、ってことが分かったり、

親の経済レベルがそのまま子供の学力に直結する。。。って身も蓋のないことが分かったり

じゃあ、親が貧乏だったら子供の将来は暗いものとなるのか?というとそうではなく、安価で室の良い教育を受けることができるようにすれば良いってことが分かったり

収入が低い人は「たばこ」にお金をかけて、収入が高い人は「好ましい感情」にお金を払う。。。ってこともわかったりするのが良いですなぁ。

あと、地産地消の嘘がわかるのも素敵w
日本各地で生産される物品と消費される物品が事細かに調査されるので、「北海道で生産された牛肉を北海道で消費しきれないんだから、地産地消って成り立たなくね?」みたいなことが、ちゃんと「おわりに」に記載されているのがすごいですわ。

いや~家計調査、侮っていました。

総務省統計局家計調査



マーケティングに使える「家計調査」 世界最大の消費者ビッグデータは「宝の山」だ Kindle版

タイトル:マーケティングに使える「家計調査」
著者:吉本佳生
発売元:講談社
おすすめ度:☆☆☆☆(素晴らしい本です)

確率を攻略する

2016年08月20日

著者:小島寛之
発売元:講談社

確率だけにポイントを絞った数学の本。

マニアック!

「世界は確率で動いている」って章で、ギャンブルとか、デリバティブの話を紹介して、取っ付き易くしております。

「確率と大数の法則」とか「ギャンブルと期待値」とか、タイトル自体はとっつきやすいけれど、内容は専門的で、数式がたくさん出てくるw

でも、この辺を知っておかないと、ゲーム理論がよくわからないわけで。

さぁ、がんばろう。




確率を攻略する ギャンブルから未来を決める最新理論まで (ブルーバックス)


タイトル:確率を攻略する
著者:小島寛之
発売元:講談社
おすすめ度:☆☆☆(ですね)

図解雑学よくわかる渋滞学

2016年08月15日

著者:西成活裕
発売元:ナツメ社

渋滞学とは統計学なんだな。

そして、数学なんだな。

目の前で起きている事象を数字で一般化させて、その原因を探る。

これって、いろんなプロジェクトにも当てはめることができるんだな。

きっと。




よくわかる渋滞学 (図解雑学)


タイトル:図解雑学よくわかる渋滞学
著者:西成活裕
発売元:ナツメ社
おすすめ度:☆☆(がんばろう自分)

BI革命

2016年08月13日


著者:NTTデータ技術開発本部ビジネスインテリジェンス推進センター
発売元:NTT出版

IoTだ、ビックデータだ、DMPだ、なんだかんだ言われていますが、それってここに戻るのよねというお話ですな。

そう思ったのは36ページから始まる「データ活用のポイント」という章に出会ったからですね。

ちなみに、データ活用のポイントとは

●絶対に必要なデータを特定する---対象、プロセスと結果
●因果関係を考えて、データで検証する
●結果が欲しければ、原因にアタックする
●新しいデータを次の変革へとつなげる
●絶対に必要なデータを手に入れる
●必ずしもデータ分析の専門知識が必要とは限らない

なんですとな。

あと191ページにある「BI成熟度を表す5つのステージ」がよい。

その5つのステージとは

試行導入
見える化
 −予実管理、問題の検知
業務改善
 −定量的な根拠に基づく効果的なアクション
 −経営レベルの機動的・合理的な意思決定
業務改革
 −価値創造の仕組みの再構築と強化
サービス革新
 −ビジネスインテリジェンスを活用した知的サービスの実現

なんですとな。

すぐに読み終わっちゃうけれど、良い本に出会いましたな。



BI(ビジネスインテリジェンス)革命


タイトル:BI革命
著者:NTTデータ技術開発本部ビジネスインテリジェンス推進センター
発売元:NTT出版

ビジネスに活かす統計入門

2016年08月08日


著者:内田学・金子良久・矢野佑樹
発売元:日本経済新聞出版社

統計を入り口にしたビジネスを改善させましょうという本。まぁ、統計学はいろいろと活用できるからね。

でもね、統計を全面に出した入り口なので、知らない人にはちょっととっつきにくいかなぁ。

いきなりt検定と言われましても…という人が多そう。



ビジュアル ビジネスに活かす統計入門 (日経文庫)

タイトル:ビジネスに活かす統計入門
著者:内田学・金子良久・矢野佑樹
発売元:日本経済新聞出版社
おすすめ度:☆(ですわな)

マンガ統計学入門

2016年08月02日


文:アイリーン・マグネロ
絵:ボリン・V・ルーン
発売元:講談社

全くマンガじゃねーじゃん、という話はさておき、統計とはそもそも何なのか?ということを教えてくれる1冊ですわ。
イギリスヴィクトリア朝の時代から、ナイチンゲールのクリミア戦争の話などなど、統計学の歴史というのがよく分かる本なのですわな。

まぁ、世の中のビッグデータブームとは大きく異なるけれど、知っておいて損はない話ばかりですわ。



マンガ 統計学入門―学びたい人のための最短コース (ブルーバックス)

タイトル:マンガ統計学入門
文:アイリーン・マグネロ
絵:ボリン・V・ルーン
発売元:講談社
おすすめ度:☆☆(ですわな)

Excel&Power BIによる企業データ分析入門

2016年07月28日

著者:平井明夫、内野明彦、岩本禎史
発売元:日経BP社

サブタイトルは「データサイエンティストがいなくてもできる簡単ビッグデータ分析」なのですが、このサブタイトルに期待してしまうと、残念な結果になります。ビッグデータ分析はほとんど出てきません。

ただし、日本には殆ど無い日本語で書かれたPower BIの解説書であると考えると勝ちはあるのでは??

とはいえ、オンライン上でどんどん進化するサービスなので、結構古かったりというか、「詳しくはWebで」的な箇所が結構出てくるのが残念です。



Excel&Power BIによる 企業データ分析入門


タイトル:Excel&Power BIによる企業データ分析入門
著者:平井明夫、内野明彦、岩本禎史
発売元:日経BP社
おすすめ度:☆☆☆(ですわな)

実践入門マーケティングで使う多変量解析が分かる本

2016年07月26日


著者:酒井隆・酒井恵都子
発売元:日本能率協会マネジメントセンター

いや~、いろんな統計解析の本を読んできたけれど、ここまで実務にピッタリの本はなかったわ。

分析週報の解説とか、その解説とかはフツーなのですけれど

「マーケティング分野での多変量解析の利用目的、適応する解析手法、必要なデータの種類の例」



「メーカと小売業のマーケティングテーマと多変量解析の活用例」

は超使える。

ポイントポイントをまとめた資料は今までたくさんであったけれど、こうやって全体を俯瞰するような資料は、はじめて出会いましたよ。

いや、読書量が少ないだけかもしれないけれどね。




マーケティングで使う多変量解析がわかる本 (実務入門)

タイトル:実践入門マーケティングで使う多変量解析が分かる本
著者:酒井隆・酒井恵都子
発売元:日本能率協会マネジメントセンター
オススメ度:☆☆☆☆(よい!)

読む統計学 使う統計学

2016年07月23日


著者:広田すみれ
発売元:慶応義塾大学出版

どっちかってーと、教科書ですな。

ビジネスに統計を活かすには?という発想ではなく、社会科学で統計を活かすには?ですわな。



読む統計学 使う統計学[第2版]


タイトル:読む統計学 使う統計学
著者:広田すみれ
発売元:慶応義塾大学出版
おすすめ度:☆(うむ・・・)

すぐわかる!すぐに役立つ!仕事で使える統計解析

2016年07月21日


著者:上田マイニング工房
発売元:成美堂出版

すごいシンプルですが、わかりやすい本ですな。

ヒストグラムの作り方から、代表値、分散、標準偏差の算出方法、重回帰分析、数量化理論I類、コンジョイント分析の手法まで教えてくれるのがよいです。

ちなみに、利用する統計解析ツールはエクセルなんですわ。




すぐわかる!すぐ役立つ!仕事で使える統計解析

タイトル:すぐわかる!すぐに役立つ!仕事で使える統計解析
著者:上田マイニング工房
発売元:成美堂出版
おすすめ度:⭐⭐⭐(ですな)

新よくわかる統計学

2016年07月19日


著者:井上勝雄
発売元:ミルヴァ書房

もう、完全に統計学の教科書。

ツールも出てこなければ、ビジネスの事例も登場しない。

ひたすら数式かでてきます。

頭がシビレル一冊。



新・よくわかる統計学の考え方 (MINERVA TEXT LIBRARY)


タイトル:新よくわかる統計学
著者:井上勝雄
発売元:ミルヴァ書房
おすすめ度:☆☆(難しいぜ)

店頭マーケティングのためのPOS ID-POSデータ分析

2016年07月01日

編集:公益財団法人流通経済研究所
発売元:日本経済新聞出版社

いやー、使える本だわ。難しい統計解析ソフトなんて、いらないよ、と。Excelでできる分析方法だけて、きっちりPOS
の分析をしていきますよ、と。

そして、学者のセンセが机上の空論だけでまとめた本ではないので、実践的なのですわ。

例えば11ページ
まず、データ分析をするときに一番大切なことは、なんのために分析をするのかという目的をはっきりさせておくことです。

と。

これが重要なんだよな。分析は魔法の杖ではない、と。やれ、ビッグデータた、IoTだと語られていると、分析がナンデモ解決してくれそうな流れがあるけれど、そうてばない、と。

で、POS分析は一般的なABC分析や、PI分析の他、価格分析について触れているのも良いね。価格の弾力性についてや、売上要因分析にまで触れているのが素晴らしい。




店頭マーケティングのための POS・ID-POSデータ分析

タイトル:店頭マーケティングのためのPOS ID-POSデータ分析
編集:公益財団法人流通経済研究所
発売元:日本経済新聞出版社
おすすめ度:☆☆☆(使えますな)

ビジネス活用事例で学ぶデータサイエンス入門

2016年06月30日


著者:酒巻隆治+里洋平
発売元:SBクリエイティブ

この本、めちゃくちゃ良い本ですわ。データをビジネスに活かそうというと、ものすごい専門的な話をして素人をけむに巻くか、Excelの関数とグラフ作成機能だけで対応できる簡単なことでお茶を濁すかのどちらかであることが、多いのだけれど、この本は違う。いや、世の中で言われているデータ分析の話って、Excelでヒストグラムを書くと、解決できたりするんだけどな。

で、本書のはなし。

ますばなにより、「問題とはあるべき姿と現状のギャップである」とキチンと定義しているところから、話を始めているのですよ。

よくある「売上が上がらない」は問題でなく、事象だと。事象を分解していくと、はじめて問題にたどり着ける、と。

そこをきっちり定義してから、問題をデータ分析で解決する方法を具体的に教えてくれるのですよ。それも、しっかりとRの分析コード付きで。

で、本書では具体的な問題解決方法というか、正しい問題の、捉え方からヒストグラム、クロス集計、ABテスト、重回帰分析、ロジスティック回帰分析、クラスタリング、決定木分析、機械学習も教えてくれるのですよ。

ロジスティック回帰分析のパートでは「正解付きデータがないときのデータ収集」とか、超具体的なことが書いてあるのも嬉しい。




ビジネス活用事例で学ぶ データサイエンス入門

タイトル:ビジネス活用事例で学ぶデータサイエンス入門
著者:酒巻隆治+里洋平
発売元:SBクリエイティブ
おすすめ度:☆☆☆☆(使える本ですわ)

統計解析の実践手法「増刷版」

2016年06月05日


著者:佐川良寿
発売元:神戸経営プラン株式会社

やばいよ。

この本、やばいよ。

書いてある内容自体に問題はなさそうなんだけれど、グラフや、図表が一切、ない。

グラフや、図表で説明している箇所がわからないので、正しいかどうかすらわからない。

なんでKindle化したのかがよくわからない。図表や、グラフを電子化できないのなら、電子書籍化するなよ。

マジで。

こういう本があるから、電子書籍の評判が落ちるんだよな。

マジ、やめてほしい。



統計解析の実践: マーケッティングから商品開発まで


タイトル:統計解析の実践手法「増刷版」
著者:佐川良寿
発売元:神戸経営プラン株式会社
おすすめ度:ナシ(マジで読まないほうが良い。時間の無駄遣い)
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