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社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論/イヴォン・シュイナード

2007年08月11日
著者:イヴォン・シュイナード
発行元:東洋経済新報社
社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論/イヴォン・シュイナード
¥1,890
Amazon.co.jp


パタゴニアを単なるアウトドアブランドだと思って、本書を読むと、怪我をします。
そして、タイトルから内容を推測して読むと、度肝を抜かれます。

本書は21世紀最高の経営書、ビジネス書となるでしょう。

で、タイトルにもなっている「社員をサーフィンに行かせよう」の意味なのですが、これはパタゴニアの非公式ルールなワケですよ。

別に福利厚生のため二ってワケじゃないのね。
ちゃんと意味があるのよ。
その意味とは・・・

(1)責任感
(2)効率性
(3)融通を利かせる
(4)協調性

・・・という4つの点を社員個人に根付かせるためなのですよ。

さてさて、この4点は巻頭にほど近い場所に書いてあるのですね。
つまり最初に目にはいるのですよ。
で、この4点を頭に入れて本書を読み進めていくわけなのですが、そうすると、「社員をサーフィンに行かせよう」というのが絵空事でも、きれい事でも、妄想でも、空想でもないと言うことがわかってくるのです。

たとえば208ページ

企業が真に責任を負うべき相手は、誰なのか。顧客か。株主か。従業員か。私たちの見解では、そのどれでもない。企業は本質的に、資源を生み出すとともに責任を負う。健全な自然環境がなければ、株主も、従業員も、顧客も、そして企業すら存在しないのだから。

あと、210ページ

パタゴニアでは利益を上げることそのものを目標にしていない。禅師は利益は他のことをすべて正しく行ったときに生じると言うだろう。

あと、216ページではオーギュスト・ルネ・シャトーブリアンの・・・

人生の達人は、仕事と遊びの区別も、労働時間と余暇、心と体、教育と娯楽の区別もつけない。両者の違いがわからないのだ。何をするのであろうと、ひたすら至高を求め、仕事か遊びの判断は他人にゆだねている。本人にしてみれば、恒に両方を行っているようなものだ。

という言葉を引用していたり、
あと、235ページでは

ビジネスを今後、百年間存続させたいなら、オーナーも、経営者も、変化を歓迎した方が良い。活力のある企業の経営者にとって、何より大切な責務は、変化を促すことだ。

なんていうフレーズが出てきて、イヴォン・シュイナードの深い思考が伝わってくるわけですよ。

そして、個人的に一番心に刺さったのは255ページから始まる5つの理念。

(1)吟味された生活をする
(2)自分の行動をただす
(3)罪を償う
(4)市民が主役の民主主義を支援する
(5)他の企業に影響を与える


経営とは哲学であり、自然であることを教えてくれるすばらしい1冊。
「俺、経営者じゃないし」という人も読んだ方が良いです。
人間は自然の中で生かされている。
これは、経営者でも、従業員でも、顧客でも、株主でも変わらないのだから。

タイトル:社員をサーフィンに行かせよう
著者:イヴォン・シュイナード

オススメ度:☆☆☆☆☆☆(久々に満点以上!)
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リクルートのDNA―起業家精神とは何か/江副 浩正

2007年07月20日
著者:江副浩正
発行元:角川書店
リクルートのDNA―起業家精神とは何か/江副 浩正
¥720
Amazon.co.jp


リクルートの創始者が書いた、いわば自伝。
学生時代から、今に至るまで、どーだこーだと言うことがわかりやすくかかれています。
確かにリクルートからは多くの起業家が巣立ちました。
コレは事実です。
しかし、忘れてはならないのは、起業家以上に勘違いした人間を大量に排出し続けていると言うことです。
これは個人的なことかも知れませんが、本書に書いてある風なことを何度も体験し、そんなことを無理強いする人間が組織をぐっちゃぐっちゃ二しつくしているのを見てきたので、少なくとも僕の人生では間違えないことです。
だってさぁ、社訓に、モットーに、パーティに、合宿に、休日出勤に、意味のない長い会議に、日常的に仲間を褒め称えたり、年に何回も馬鹿でっかいイベントやったりって、形だけまねしてもダメなんですよ。
もう、ダメダメ。
最悪最悪。
ってか、そういうのは中身がなきゃ全く意味ないじゃん。
やっぱ。
この本を読んでいると江副っておっさんは、社訓や、モットーや、パーティーや、なんやかんやというのは必要に駆られたからはじめたわけであってさ、「とりあえずやらなきゃダメです!」的スタンスからは、ぜんぜんはじめていないわけでね。

さてさて、個人的な感想と言うより、愚痴が前面に出てしまいましたけれど、本書の前半部分に載っていた、この10ヵ条が、個人的には思いっきり気に入りました。

(1)誰もしていないことをする主義
(2)わからないことはお客様に聞く主義
(3)ナンバーワン主義
(4)社員皆経営者主義
(5)社員皆株主
(6)健全な赤字事業を持つ
(7)少数精鋭主義
(8)自己管理を大切に
(9)自分のために学び、働く
(10)マナーとモラルを大切にする


他にもたくさん良いこと書いてありましたけれど、いつも覚えて、心にとめておくのは10個までだと思いますよ、やっぱw

タイトル:リクルートのDNA
著者:江副浩正

オススメ度:☆☆☆(日本を代表する営業会社の底力がわかりますよ)

虚妄の成果主義―日本型年功制復活のススメ/高橋 伸夫

2007年06月01日
著者:高橋伸夫
発行元:日経BP社

虚妄の成果主義―日本型年功制復活のススメ/高橋 伸夫
¥1,680
Amazon.co.jp


むちゃくちゃおもしろい本ですね。
「格差社会の・・・」という内容かと思いきや、全然違いましたね。
経営学の観点から、成果主義のだめな点と、年功序列の良い点を冷静に述べております。

もちろん、年功序列の改善点も述べているので、バランスがとれていてグッドな感じがしますね。

しかし、あれですね。
経営学の科学的なことはわかりませんけれど、成果主義と年功序列のあんなことやこんなことはよくわかりました。

ちなみに、成果主義を導入しがちな会社というのは・・・・
(1)誕生してまだまもなく、中途採用の社員が主力で、生え抜きの社員が育っていない新興企業
(2)会社の経営状態が危なく、昇級の原資がないか、もしくは賃金カットも必要になるような状態にある会社

(19〜20ページ)

そんな会社の両方にいたことがあるので、よくわかります。

もちろん、成果主義だけをあーだこーだいっているわけではないです。
年功序列についてのいろんな説明もあります。

で、年功序列とは何ですけれど・・・
仕事によって報酬や、成果を報いる仕組み
・・・なのだそうですよ。

まぁ、年齢とともに給料が上がっていくということは、会社が成長し続ける自信がなきゃむりなワケなんですしなぁ。
だいたい、年功序列制度なんて壮大なる人材育成制度なワケですしな。

だいたい、年功序列が格差を生まないわけがないのですよ。
社長は一人しかなれないんだし。
みんな同じじゃ、共産主義ですよ。
あ、中国共産党も国家主席は1人だけね。

早い話が何をどうしたって、格差は生まれるってことよ。

そして、経営にはビジョンが必要なわけですよ。
経営計画ね。

会社誕生→ある程度成長→人手不足→中途採用で人員確保→売上げ横ばい→人件費だけかさむ→人員カット→グロスでの仕事量が減少して売上げ減少→経営圧迫→しょうがないので年俸制と成果主義の導入→エンドレス

まぁ、ソフトバンクの一軍半と、楽天の四番。
なるならどっち!?って感じね。

しかしですな、この本を読むと、会社には何よりビジョンが必要ということがよくわかりますな。


タイトル:虚妄の成果主義
著者:高橋伸夫


オススメ度:☆☆☆☆(わくわくして読めますよ)

なぜか出世する人の仕事のルール リチャード・テンプラー

2007年02月09日
なぜか出世する人の「仕事のルール」―「できる人」より、「ふさわしい人」になれ。/リチャード・テンプラー
¥1,500
Amazon.co.jp


著者:リチャード・テンプラー
発行元:ダイヤモンド社



口先だけでなく、有言実行


常時チェックされていることを忘れずに


こんな感じで出世する人のルールが大項目で10個並んでいまして、それぞれの細かい解説が載っています。

まぁ、よくある自己啓発系な本ですね。

で、そんな本書で良かったのがこんなフレーズですな。

目標の達成より、組織を機能させる問題解決力が大切

部長の振る舞いを身につけた人が部長になる


これ。

オイラもそう思います。

まぁねぇ、すごく常識的なことなのですけれど、わかっていない人が多いのですよね。

たとえば、これをプロ野球の世界に置き換えてみましょう。

四番バッターの活躍はしていないのに、年齢と球団内の立場で四番バッターであるかのような評価を求めた中村ノリ。

二十歳そこそこの若造で、球団内でも下から数えた方がはやいくらい若いのに、エースの活躍を見せたダルビッシュ。

冷静に客観的に考えれば、ダルビッシュが正解でしょう。

活躍したから金をくれ・・・これは正しい。
活躍はできなかったけれど、チームのためにがんばったんだ。四番バッターとして活躍すると思うから、四番バッターとしての金をくれ・・・これ、ダメでしょう。


エースや四番バッターというのは、一番活躍をしたピッチャーが、チームの主軸として活躍したバッターがなるモノであって、「おまえ、エース」とか「おまえ、四番」と命名されたから、どうのこうのって話しじゃないと思うのですよ。

活躍するかどうか未知数な選手をそうやって、先にエースや四番に指名しているチームってどんな活躍しています?

いまどきそんなことしているの、自称「球界の盟主」だけでしょう。


会社に置き換えても同じです。
管理職としての評価(まぁ、金ですな)をもらっていないから、管理職のような振る舞いはしない。
管理職としての評価も、ポジションも与えられていないけれど、管理職のように考えて、振る舞っている。

出世するというか、正しいのはどっちって話しです。

タイトル:なぜか出世する人の仕事のルール
著者:リチャード・テンプラー


おすすめ度:☆☆☆☆(ベタな内容ですけれど、良い本ですな)

コトラーの戦略的マーケティング フィリップ・コトラー

2007年02月03日

著者:フィリップ・コトラー
発行元:ダイヤモンド社


コトラーの戦略的マーケティング―いかに市場を創造し、攻略し、支配するか/フィリップ コトラー
¥2,310
Amazon.co.jp



すごい本です。
まさに、マーケティングの教科書。

そして、なにより、フィリップ・コトラーのマーケティングセンスがすさまじい。

この本の初版は2000年。
ってことは、原稿時代はもっと前に書かれたモノ。

なのにですね、21世紀の現在を的確に言い当てている。

すごいよ。
予言書みたい(笑

ソニーについてはなぁ・・・という記述があっても、ちゃんとこうなることを予見している。

すんごい。
それだけで、信じてしまう。

そして、信じ切った人は各章の最後に書かれている検討課題を実行していくことでしょう。
そうすれば、預言者レベルに世の中を的確にマーケティングできる凄腕マーケターになるのでしょうな。

タイトル:コトラーの戦略的マーケティング
著者:フィリップ・コトラー

おすすめ度:☆☆☆☆☆(もっとはやく読めばよかったです)

アマゾンのロングテールは二度笑う 鈴木孝博

2007年01月13日
著者:鈴木孝博
発行元:講談社
アマゾンのロングテールは、二度笑う 「50年勝ち組企業」をつくる8つの戦略/鈴木 貴博
¥1,680
Amazon.co.jp




Amazonのビジネスモデルについてお話ししているのかと思いきや、違いました。

生き残る企業と、生き残ることができない企業の差についての説明です。

生き残る企業の必須要件は・・・
有利な土俵で自分のルールで闘う・・・
だそうな。
そりゃそうだ。

しかし、これだけだとダメなのね。
ここからさらに・・・
会社を生き残らせる方法を考えつづけ、実行することが重要である
・・・と。

それはオンリーワンになって、自分のルールで勝負しろってことなのですよ。

ハッスルの小川直也のように。


で、ここから推測するにAmazonと同じ土俵で闘うなってことなんですな。

だって、今もてはやされているWebビジネスってAmazonが考え出したモノですもの。
がっぷり四つじゃ、勝算はぜろ・・・と。

いやはや・・・そのとーりだ。


で、この本にはいろいろ良いことが書いてあったんですけれど、この内容が良かったです。

社内がボロボロでも利益を上げている会社は良い会社である。

なんでか?
効率とか、組織論とか、マネージメントとかを一切考えなくても、収益が上がる=会社が商いしている土俵が最高に良い土俵であることの証明。

頭が下がります。

タイトル:アマゾンのロングテールは二度笑う
発行元:講談社

おすすめ度:☆☆☆(世界にひとつだけの花ですな)

デビルパワーエンジェルパワー ケビン・ローワン

2007年01月12日
著者:ケビン・ローワン
発行元:幻冬舎

デビルパワーエンジェルパワー/ケビン・D. ワン
¥1,260
Amazon.co.jp



面白くないビジネス書を読みました。

そんな感じ。

デビルパワー(金と権力みたいなモノ)で支配された会社は良くない会社で、会社にはエンジェルパワーが必要ですよ、と。

当然のお話。

で?って感じ。

エンジェルパワーも金なら1枚、銀なら2枚・・・くらいのシャレが欲しかった。


タイトル:デビルパワーエンジェルパワー
著者:ケビン・ローワン

おすすめ度:ナシ(つまんないし中味ないし)

若者はなぜ3年で辞めるのか? 城繁幸

2007年01月01日
著者:城繁幸
発行元:光文社

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来/城 繁幸
¥735
Amazon.co.jp
この本を若者が読んだら、「なぜ中高年は会社を辞めないのか?」と思うでしょう。

それくらい、今の社会は混沌としているということですな。

昭和的価値観と21世紀的価値観のせめぎ合いというところでしょうか?

ただ、確実にわかっているのは・・・

人の言うことを信じて人生を預けてしまうようなヤツに未来は残っていない

・・・ということですな。


そして、得体の知らない不思議なモノを信じ続けてきた人間は、自分の権利を守るためだけに必死になっている。

なるほど・・・そう、うならされる箇所がたくさんあります。


そして、この本が素晴らしいところは、格差社会の原因を年功序列に求めているところ。

まさに!です。

欧米的というかアメリカ的な社会システムが格差の温床のように言われていますが、日本的システムも格差を生み出す仕組みなのです。

年齢と功績によって序列を決める仕組みが年功序列。

それって、格差以外の何者でもないでしょう。

タイトル:若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来
著者:城繁幸


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おすすめ度:☆☆☆☆☆(凄い本だ!)

他社から引き抜かれる社員になれ 古川裕倫

2006年12月31日
著者;古川裕倫
発行元:ファーストプレス

他社から引き抜かれる社員になれ/古川 裕倫
¥1,470
Amazon.co.jp

他社から引き抜かれるような有能な社員になるための方法が、ぎっしり書かれています。

いろいろ書かれてはいるのですけれど、その中で刺さったのはこんなフレーズ。

島田精一さん(三井物産元副社長、日本ユニシス元社長、住宅金融公庫現総裁)は、私が尊敬しているかつての上司ですが、口癖は「明るく」「前向きに」「逃げず」「知ったかぶりせず」です。私はこれに「即、実行」という言葉を付け加え、島田さんに許可を得て日々使っています。

これは220ページに書かれていたフレーズです。

おいらも、使いたいくらいです。

でも、そうなんですよねぇ・・・仕事を楽しめるかどうか。

これって、かなり重要で大切なことですよね。

っと、そんないい感じの内容がぎっしり書かれている本です。

タイトル:他社から引き抜かれる社員になれ
著者:古川裕倫


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おすすめ度:☆☆☆☆(目指すのはFAできる選手と言うより、ポスティングにかけられることができる選手といったところでしょうか?)

戦略思考力を鍛える

2006年11月29日
編集:DAIAMONDハーバードビジネスレビュー編集部
発行元:ダイヤモンド社

戦略思考力を鍛える
¥2,000
株式会社 ビーケーワン


なかなか難しい本でした。

戦略と戦術は違いますよ、と言う本ですな。

まぁ、それはわかるんですけれど・・・・。

この難しい思考力はどこで使えば良いんでしょうかね?

う〜む。

あんまりビジネス書を頼りにして仕事をしてはいけないと言うことでしょうか?

まぁ、もう一度読んで確認してみます。


タイトル:戦略思考力を鍛える
発行元:ダイヤモンド社

おすすめ度:☆☆(ハーバードに入れるくらい賢い人へ)

だから部下がついてこない!

2006年11月16日
著者:嶋津良智
発行元:日本実業出版

だから、部下がついてこない!/嶋津 良智

あれですな。

組織論と上司論の本なんですね。

自分から進んで行動できるような組織にしろとか、目的(何のために、なぜやるのか)と目標(いつまでにどーする)が必要であるとか、ゴールから逆算して目標を立てるとか・・・

べたべたな内容ですな。

べたべたでありきたりなんですけれど、176ページの「部下にしかられて組織は強くなる」なんて言うのは良かったですね。

で、ですね次の12箇条を実行するとできる上司になるそうな。

メンターへの相談
情報収集・勉強(能力開発)
お客様の役に立つか?儲かるかを考えて行動し、従業員にもさせている
人脈を作る
やる気のサイクルを回して、部下育成を第一の仕事としている
仕事を楽しんでいる
メモを良くとる
人の功績を認めている
いつでも周りの協力が得られるように周囲へ貢献している
ビジョンを誰にでもわかる言葉で常に話している
健康に気を遣っている
時間を有効に使っている

・・・・だそうな。

ふ〜ん。



だから、部下がついてこない! Kindle版

タイトル:だから、部下がついてこない!
著者:嶋津良智
おすすめ度:☆☆(なんかねぇ・・・)

テレビCM崩壊

2006年10月23日
著者:ジョセフ・ジャフィ
発行元:翔泳社


舞台はアメリカですけれど、話の内容は十分、日本に通じますね。

そして、テレビCM崩壊といっていますけれど、壊れてしまったのはテレビCMではないのです。

壊れてしまったのは旧来のマーケティング手法なのね。

で、そんな内容は53ページから始まる『解決策』にしっかり書かれているのね。

で、どんな内容かというと・・・

今日の消費者は情報通である
今日の消費者は主導権を握っている
今日の消費者は懐疑的である
今日の消費者はつながっている
今日の消費者は時間に追われている
今日の消費者は要求が多い
今日の消費者にブランド・ロイヤリティはない
今日の消費者は常にアクセスできる
今日の消費者は先を行っている
今日の消費者は執念深い


・・・というわけですよ。


ここに立ち返ってきっちりマーケティングしないとダメ。

それをやらないとTVだろうと、新聞だろうと、当然、Webであろうとダメになってしまうというワケね。

納得。




テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0

タイトル:テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0
著者:ジョセフ・ジャフィ
おすすめ度:☆☆☆☆(新しい見方を教えてくれます)

80:20の法則を覆すロングテールの法則

2006年10月20日
著者:菅谷義博
発行元:東洋経済新聞社

この本はなかなか鋭いところをついてくる本なんですよ。

いいですね、この鋭さ。

まずは既存のマーケティングと営業がどんどんどんどん乖離したモノになってしまっていると説いているのですね。

マーケティングとは売れる仕組み作り(43ページ)

こんな言葉が出てくるんですけれど、そうだと思うのですよ。

商品は店員や営業マンが売るのではない。

「売れる仕組み」が売るのだ。

「売れる仕組み」さえ確立されていれば、高校生のアルバイトだって売れる。

そのとおりだと思うのですよ。

で、ここから話が始まって、ロングテールの法則に話が進むのですね。

いやはや、ロングテールの法則の話もわかりやすいんですよ。

ロングテールには2種類4軸があるんですって。


それは・・・

サービスのロングテールが短いか?長いか?

顧客の時間軸のロングテールが短いか?長いか?


商品数だけがロングテールなワケじゃないんですよ。

それは、サービスのロングテールの1部分でしかないわけですよ。

そこを見失うとダメなんですよ。

そーすると、いまの現実社会で起きているように、マーケティングと営業が乖離してしまうのですよね。





80対20の法則を覆す ロングテールの法則

タイトル:80対20の法則を覆す ロングテールの法則
著者:菅谷義博
おすすめ度:☆☆☆☆☆(また満点・・・)

企画書プロフェッショナルへの道

2006年10月14日
監修:西田徹
著者:黒柳篤
発行元:中経出版

企画書を創るための参考と言うことで買ってみた。

そして、驚いた。

何しろ、内容が想定外。

テンプレート集みたいな本だと思ったのですけれど、全く以てそんなことは書かれていませんで・・・。

でもね。

そのかわりに企画の考え方がぎっしりぴったり書かれているのですよ。

アンゾフのマトリックス、3C分析、5Forces、ポジショニングマップ、アドバンテージマトリックス・・・

知っていたけれど使う場所と使い方を知らなかったものがわかりやすく載っています。

なんか、賢くなった気分です。



企画書プロフェッショナルへの道


タイトル:企画書プロフェッショナルへの道
監修:西田徹
おすすめ度:☆☆☆(使えるって感じ)


上司力トレーニング

2006年10月06日
著者:前川孝雄
発行元:ダイヤモンド社

60万人の学生と100万人の若手社会人と毎日接するリクルートの現役編集長が語る

・・・というだけあって、かなり使える本なんですよ。

似たような本はたくさんあるのですけれど、この本が徹底的にそんなホント違うポイントがあるのですね。

それは5〜6ページに書かれています。
つまり、上司が上司たる所以は、部下より仕事ができるといったことではなく、部下よりも多くの情報を持ち、さまざまな見方ができることにあります。
そのとおりです。

すごいことばです。

真理を言い当てています。

他にもたくさん良い言葉はありました。

自分らしさは周囲との関係性の中で決まる

とか

一言で言えば「やりたいこと」という縦軸に対して、横軸に当たる「自分の能力」について深く考えていないのです

など、切れ味鋭いコメントがこぎ見よいですな。




上司力トレーニング 日本一、「若手社員のホンネ」に精通した上司が教える 単行本(ソフトカバー)

タイトル:上司力トレーニング 日本一、「若手社員のホンネ」に精通した上司が教える
著者:前川孝雄
おすすめ度:☆☆☆☆(まれに見る良い本ですよ)
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