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グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた

2017年06月03日


著者:辻野晃一郎
発売元:新潮社

元Google日本法人の社長で、ソニー時代はVAIOや、テレビ部門を率いていた辻野さんの私の履歴書と言った感じですな。

辻野さんがソニーに入社したのが1984年で、いまのソニーとは比較にならないくらい小さや会社で、井深さんと盛田さんのイズムがまだ、文字通り生きていた、ソニーがベンチャー企業だったわけでね。

日本企業だけれど、従来の日本企業ではない。フラットで自由なソニーが、官僚的でよくある日本の大企業になっていく。その様子が事細かに書かれているのが良いですな。

でも、本書で一番良かったのはソニーではなく、グーグルが見つけた10の真実ですな。

それは、これ。

①ユーザに焦点を絞れば、他のものはみなアトカラついてくる
Focus on the user and all else will follow.

②ひとつのことをとことん極めてうまくやるのが一番
It's best to do one things really, really well.

③遅いより速い方がいい
Fast is better than slow.

④ウェブでも民主主義は機能する
Democracy on the web works.

⑤情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない
You don't need to be at your desk to need an answer.

⑥悪事を働かなくてもお金は稼げる
You can make money without doing evil.

⑦外にはいつも情報がもっとある
There's always more information out there.

⑧情報のニーズはすべての国境を越える
The need for infromation crosses all borders.

⑨スーツがなくても真剣に仕事はできる
You can be serious without a suit.

⑩すばらしい、では足りない
Great just isn't good enough.

あと日本人の完璧主義が足を引っ張るも、まさに、そのとおりだと思いますわ。

いや、ある程度のクオリティは必要ですが、過剰なクオリティはいらないんだよな。

そこそこのクオリティで安かったから、日本製品は世界を席巻したわけですが、それが中国にとって変わられたのよね。

でも、クオリティをあげるしか、やり方知らないから、だめなんだよな。iPhoneだって、MacBookだって、最初はそんなに高性能高機能でもなかったのよな。ただ、新たなライフスタイルの提案ができたんだよな。

初代ウォークマンなんて、まさにそうだったのにな。



グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた

タイトル:グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた
著者:辻野晃一郎
発売元:新潮社
おすすめ度:☆☆☆☆(日本の家電メーカーが成功して、失敗したのがよくわかりますな)
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ストリンガー革命

2017年06月01日


著者:片山修
発売元:祥伝社

先代のソニー社長であるハワード・ストリンガーが、ソニーをどのように変えていったのか?を詳しく教えてくれる本。

まぁ、組織がでっかくなりすぎちゃったんだよなぁ。。。ということに尽きるのですけれどね。あと、経済性が売りだったのに、経済性を疎かにしてしまったのがだめだった、と。

その昔、SONYが欧米の家電メーカーに対して挑んだ方法で、サムスンを始めとしたアジアの家電メーカがSONYに挑んできただけなのよねぇ。

そして、英語ができるヒトだけが出世すると言われているけれど、SONYの売上の殆どは海外からなので、そりゃ、しょうがないだろう、と。そこは楽天と違う。

もっと、小回りがきく企業にしなきゃ、だめなんだろうな、と。

液晶パネルの自社生産を諦めたり、VAIOを売っぱらっちゃったりしたのは、そういう意味でよかったんだろうな、と思うわけですな。




ストリンガー革命 ソニーの何を変えたのか


タイトル:ストリンガー革命
著者:片山修
発売元:祥伝社
オススメ度:☆☆☆(今のソニについてよく分かる)

リストラなう!

2017年05月26日

著者:綿貫智人
発売元:新潮社

人気ブログ「たぬきちのリストラなう日記」の書籍化。
著者は光文社で書店営業を担当していた人で、光文社の早期退職制度に手を上げて、めでたくリストラされましたとな。

いろいろと出版業界の内情が書かれておりまして、著書は「御三家に比べれば給与が低い」と嘆いているのですが、世の中の相場と比べるとすげー高かったりしますがね。

で、斜陽産業の出版業界に新卒で入ろうという若者は少ないかもしれませんが、ある意味、出版業界の暴露本なので、業界研究にはもってこいです。

しかし、読みにくい。

ブログから書籍になった本は山ほどありますが、この本、読みにくい。

内容はおもしろいのに、残念ですわ。

ブログっぽさを出そうとしてるのだろうけれど、それが逆効果。

ホリエモン、藤沢数希、池田信夫、ブログを書籍化して人気になった本はかずおおくあるのに、なぜ?というレベル。

残念すぎる。



http://amzn.to/2nSvEiP

タイトル:リストラなう!
著者:綿貫智人
発売元:新潮社
おすすめ度:☆☆(なんだかなぁ)

三代目社長の挑戦「してさしあげる幸せ」の実践

2017年05月08日
著者:後藤敬一
発売元:高木書房

CSがものすごく悪かった滋賀ダイハツを蘇らせた三代目社長さんが著者。この御方、2013年度日本経営品質賞を受賞しているのだとな。

ちなみに三代目社長というくらいなので、著者のおじいさんが滋賀ダイハツを創業したのだな。

で、会社をどうやって生まれ変わらせたのかというと、イエローハット創業者・鍵山秀三郎の「誰にでもできる簡単なことを、誰もできないくらいにやり続ける」を実践したからだとな。

で、基本はトイレ掃除だと。

うむ。




三代目社長の挑戦 「してさしあげる幸せ」の実践

タイトル:三代目社長の挑戦「してさしあげる幸せ」の実践
著者:後藤敬一
発売元:高木書房
おすすめ度:☆(うむ)

新企画

2017年04月20日


著者:放送作家鈴木おさむ
発売元:幻冬舎

我が大学の先輩、鈴木おさむの著書。コンセプトは「どうやって僕は企画を立ててきたのか?」ですな。ちなみに、サブタイトルは「渾身の企画と発想の手の内すべて見せます」ですな。

本の作りとしては、鈴木おさむが新企画を発表し、その新企画の考え方を紹介するという作りになっておりますわ。まぁ、みなさん、その新企画の方に目が行ってしまうのでしょうな。そんな読者を想定してか、
本書に掲載されている「新企画」をビジネスでご利用になりたい方は、下記までご連絡をお願い致します。

という、幻冬舎からの注意書きが記されておりますな。

そんな企画自体もワクワクするほど楽しいのですが、やはり、企画の立て方というか、企画の種の見つけ方が秀逸。

「自分がワクワクするか?」を大切にする
情報が一定量を超えると脳が検索エンジンとして機能し始める
自分の好みではなく他人の好みで映画を選ぶ
普段手に入らない情報は雑誌から得ることができる
話をすべきは「普段かかわらない人」
見るだけではなく、参加できる仕掛けを考える
人が隠したいことこそ魅力的なコンテンツになる
最終的に皆をハッピーにすることが企画のポイント
奇跡的な企画を実現するためには一回バカになることが必要
失敗に終わったトライが次の企画の成功要素となることがある
10人中10人が面白いという企画はつまらない
自分の「苦手」を客観視することで企画のヒントになる

やはり、すごいわ、鈴木おさむ。

そして、明治学院大学って、しーるずみたいな独りよがりで他の意見を一切認めないファシストもどきよりも、鈴木おさむや、福野礼一郎とか、木村和久だよなぁ。賢いけれど、本流にはなれないwでも、金儲けはうまいと。




新企画 渾身の企画と発想の手の内すべて見せます



タイトル:新企画
著者:放送作家鈴木おさむ
発売元:幻冬舎
タイトル:☆☆☆☆(良い本ですね)

会社四季報 業界地図 2017年盤

2017年04月10日

発売元:東洋経済新報社

やはり、こういう本は年に1度はよんでお勉強をしなければ駄目だな。
「知ってます」ですましてしまうと、浅く、間違った情報だけが頭に残ることになってしまう。

そして、その情報が古くなるという悪循環。

情報は鮮度が命だからね。




「会社四季報」業界地図 2017年版

タイトル:会社四季報 業界地図 2017年盤
発売元:東洋経済新報社
おすすめ度:☆☆(大人のたしなみですな)

ホテル業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本

2017年03月24日


著者:中村恵二/榎木由紀子
発売元:秀和死システム

ホテル業界のことを調べる必要が出てきたので、手にとった本。
いや〜知っているようで知らない世界でした。

ホテルって旅館業法だけしか法律ないのかと思ってたのですが、違いました。

旅館業法
国際観光ホテル整備法
建築基準法(用途)(特殊建築物)
消防法(防火対象物)
改正ハートビル法(特定建築物)
ビル管理法
省エネ法
風営法
食品衛生法
公衆浴場法
駐車場法
理容師法・美容師法
クリーニング業法
都道府県・建築安全条例(特殊建築物)
火災条例
福祉関係の条例
景観保護条例
土地計画による土地の用途規制

など。

これを全部覚える必要はないけれど、こういうのありますということ、こうですということを知っていなかったらアウトだったね(30ページ)。

ちなみにホテルとは「旅館業法」で「様式の構造および設備を有する施設で、宿泊料を受けて、人を宿泊させる営業」と定義されており、より具体的に

洋式の客室が10室以上あること
客室の広さは9平方メートル以上であること
管内には適当な数の洋式浴室またはシャワーが有ること
水洗式男女別トイレが有ること

と定義されているのね(38ページ)。

そしてホテルは「立地」「クラス」「機能」によって分類できるのね(46ページ)。

【立地上の分類】
アーバン、ダウンタウン、リゾート。アーバンリゾート、サバーバン、ターミナル、エアポート、シーサイド、ウォーターフロント、テーマパークなど
【クラス別分類】
ラグジュアリー、ファーストクラス、ハイエンド、ミドルクラス、バジェット、クラシック
【機能上の分類】
コンベンション、コマーシャル、トランジット、レジデンシャル、コミュニティ、カルチャー、フルサービスなど。
【業態的分類】
シティホテル、ビジネスホテル、イン、リゾート

とな。

これらの分類定義を使って、それぞれのホテルを比べていくのでしょうな。

で、最近何でもインターネットで予約ですけれど、ホテルもインターネットで予約できるのですけれど、ホテルのインターネット予約は大きく3種類に分類できるのね(146ページ)

CRS
CRS(英語: computer reservations system)とは、航空機などの座席を予約するためのコンピュータシステムである。もともとは航空会社によって設計・運営されていたが、旅行代理店にも利用が広げられた。作られた時点では集中型システムであったが、分散型システムへと発展。フライト予約のみならずホテルの予約やレンタルカー・鉄道・船の手配をエンドユーザー自身が可能であるシステムは、GDS(Global Distribution System)と呼ばれる。

GDS
GDS(Global Distribution System)とは、世界中の航空会社、ホテル、レンタカーなどの予約・発券ができるコンピュータシステム。セーバー、アマデウスなどが有名。航空会社、ホテル、レンタカー会社の予約システムと接続されており、リアルタイムでの予約が可能。世界各国の旅行会社に設置もしくは旅行会社の予約システムと接続し販売されている。

IRS
インターネット上で単体のホテル、チェーンホテル、ネット予約会社などの情報を提供し、インターネット上での個人予約が可能なシステム。

そして、ホテルの業界にクラウド化の波が押し寄せており、NECからはホテル向けの総合クラウドサービスが提供されるに至っているのだとな(152ページ)。

そして、ホテルも今はインバウンドの宿泊客で儲かっているけれど、それから先のことも考えて、新規事業をいろいろと行っているのだと(170ページ)。
特に、ホテルの持ち帰り食材が、人気でデパ地下ではなく、ホテイチとい割れて人気を博しているのですとな。

で、どんなのが有るかというと
・ホテルオークラ東京 シェフズガーデン ローストビーフや、仔牛のウインナーシュニッツェル
・帝国ホテル東京 ガルガンチュワ ブルーベリーパイ
・大阪全日空ホテル ベーカリー&ペストリー フルーツロールケーキ
・ホテルニューオータニ東京 パティスリーSATSUKI edo(江戸)シリーズスイーツ
・リーガロイヤルホテル メリッサ ビーフストロガノフ
・ザ・ペニンシュラ ザ・ペニンシュラブティック チョコレート、紅茶
・パークハイアット東京 デリカテッセン ウォールナッツレーズン
・ホテル西洋銀座 デリショップ西洋銀座 レストランオードブル

そして、ホテルには業界団体がちゃんとあって、それは
・国際観光施設協会
・日本政府観光局
・日本旅館協会
・国民宿舎協会
・全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会
・全国旅行業協会
いや〜知らないことを的確に教えてくれる素晴らしい本でした。



図解入門業界研究 最新ホテル業界の動向とカラクリがよ~くわかる本[第3版]


タイトル:ホテル業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本
著者:中村恵二/榎木由紀子
発売元:秀和死システム
おすすめ度:☆☆☆☆☆(素晴らしい本でした)

仮想通貨革命

2017年03月12日


著者:野口悠紀雄
発売元:ダイヤモンド社

サブタイトルは「ビットコインは始まりにすぎない」なのですが、読み進めていくと「その通り!」と強く思うようになりますわ。ビットコインのベース技術となっているブロックチェーンとプルーフ・オブ・ワークなのですが、この仕組を使えば今までは不可能と思われていたようなサービスをカンタンに提供できるようになるのだな、とうことがわかるのですわ。

ちなみに、ビットコインを理解するには
①電子署名を用いてビットコインを送ること
②取引をP2Pネットワークで維持するブロックチェーンに記録すること
③ブロックチェーン改ざん防止のため、プルーフ・オブ・ワークの計算を課すこと

の3つを理解する必要があるのだとな。

電子署名に関してはなんとなく知識があったけれど、ブロックチェーンとプルーフ・オブ・ワークに関する知識が皆無なので、色々辛かった。本書に説明はあるのだけれど、いかんせん、ワタクシが馬鹿なので、なかなか理解できなかった。

ちなみに、ブロックチェーンとは
ブロックチェーンは多数のノードに同一の記録を同期させる仕組みである。ノード間の記録に差異が生じた場合には、一定のルールに基づく多数決によって正統な記録を決定することにより、記録の同期を確保していく仕組みとなっている。また、既存の記録(ブロック)に新しい記録を追加する際に、チェーン状に次々と追加していくことから、ブロックチェーンと呼ばれている。この点、日本ブロックチェーン協会が独自に技術としてのブロックチェーンを定義している。

Wikipedia読んでも理解できないですなw

プルーフ・オブ・ワーク
ルーフ・オブ・ワークとはコンセンサス・アルゴリズムの1つです。

P2P(ピアツーピア)ネットワークにおいて何を発言権として認めるか?という問題に対してのひとつの回答です。古典的なP2PではIPアドレスひとつごと、プロセス1つごとなどに発言権がありましたが、ビットコインではこれをCPUの計算量に応じて発言権を与えることにしました。

具体的には多大な計算量を要する問題(=特定の条件を満たすハッシュを探す)を最初に解いたものに発言権(=ブロック)を与えています。

ビットコインネットワークに偽の情報を受け入れさせるためには過半数の発言権を手に入れなければなりませんが、そのためにはネットワーク全体の半分以上のCPUパワーが必要となります。また過去にさかのぼって改変するのは指数関数的に難しくなるためビットコインネットワークに対する攻撃は事実上不可能といえます。

より一般的にプルーフ・オブ・リソースという概念があり、PoWはその一形態といえるでしょう(CPUリソースという意味で)。

アルトコインでよく利用されるのがプルーフ・オブ・ステーク(PoS)です。これは利害関係に基づき発言権を与えるモデルで大まかにいうとコインの保持量に応じて発言権を認めるというのに似ています。PoSではPoWと違って無駄な電力消費を抑えるというメリットがあります。ただPoS単独ではなくPoWやほかの概念と組み合わせて使われることが多いようです。

コレまたよくわからないですなw

まぁ、マイニングするわけじゃないので、細かく理解する必要はないけれど、人にカンタンに説明できるくらいの知識は身につけたいですな。

P2Pの技術って、今までたくさんあったけれど、まじでコレは大きな革命を起こしそうな気がする。



仮想通貨革命 Kindle版

タイトル:仮想通貨革命
著者:野口悠紀雄
発売元:ダイヤモンド社
おすすめ度:☆☆☆☆(名著だな)

佐治敬三

2017年03月04日


著者:小玉武
発売元:ミルヴァ書房

サントリー中興の祖というか、寿屋二代目社長というか、サントリーホールを作った人というか、そんなイメージが強い佐治敬三の人生を紹介した1冊。

やはり、佐治敬三と言うのは大阪の歴史とニアリーイコールなんだな、と再確認。

維新直後の大阪の町並みといいますか、大阪の商いを知りたくなりましたな。



佐治敬三―夢、大きく膨らませてみなはれ(ミネルヴァ日本評伝選)

タイトル:佐治敬三
著者:小玉武
発売元:ミルヴァ書房
おすすめ度:☆☆(なん中華本中華、違う人が書いても佐治敬三は1人なわけで)

16歳のお金の教科書

2017年02月11日

編著:お金の特別講義プロジェクト
発売元:ダイヤモンド社

ダイヤモンド社の本ですが、『インベスターZ』公式副読本というのが、サブタイトル。

そんなわけでして、マンガと同じように面白く、すぐ読めてしまう本です。
本の内容としては、金融・投資関係で名のしれた方々が「お金とは?」をわかりやすく教えてくれると言う作りですね。

登場してくれるのは、こんな方々とこんなお話。

・藤野英人先生に学ぶ「人生」と「投資」のお話
・渡邉賢太郎先生に学ぶ「金融」と「信頼」の話
・板谷敏彦先生に学ぶ「お金の歴史」の話
・岩瀬大輔先生に学ぶ「借金」と「保険」の話
・内藤忍先生に学ぶ「投資家」と「資産運用」の話
・竹中平蔵先生に学ぶ「お金」と「人生」の話

いろんな先生の話に共通することは、お金は手段であり、道具であるということですね。お金は何かの目的を達成する為の手段である、と。お金事態が人生の目的になってしまうと、超つまらないよ、と。あと、お金というのは信頼の度合いをわかりやすく表したものだということでしょうかね?

そんなお金に振り回されていると、『闇金ウシジマくん』の世界になってしまう、と。お金に振り回されて、つまらない人生となってしまう、と。お金は何かを我慢する対価となってしまう、と。

かんたんに読めちゃう本ですが、かんたんに読めるからこそ、いろんな人に読んでほしい本ですな。

そんな本書の中で一番心に刺さったのは
これからの時代の、幸せなお金持ちってどんな人のことでしょうか。私は、楽しんで「共有(シェア)」できることは一つの条件だと思います。成功している投資家は、自分の財産を増やすためだけに、投資をしていません。

という、渡邉賢太郎さんの言葉ですな。

ワタシも誰かを楽しませるために仕事しようと思いますもの。



『インベスターZ』公式副読本 16歳のお金の教科書 Kindle版

タイトル:16歳のお金の教科書
編著:お金の特別講義プロジェクト
発売元:ダイヤモンド社
おすすめ度:☆☆☆(ですな)

トヨタのPDCA+F

2017年02月05日


著者:桑原晃弥
発売元:大和出版

著者は元トヨタの社員…ではなく、トヨタ生産方式を追い続けている経済・経営ジャーナリスト。
あ。。。う。。。

という気がしなくもないですが、トヨタ式といいますか、トヨタの考え方がわかりやすく、かつしっかり書かれている良い本なのですな。

ちなみに+FのFとは東富士研究所のFではなく、フォローのFだとな。

トヨタの考え方がキャッチフレーズのようにまとめられているので、それを覚えておくだけでもよい。
じゃあ、どんなキャッチフレーズが刺さったかというと、こんな感じ。

外のせいにしない。内を変えることがPDCAの目的。
そうだよな、何でも外部環境のせいにしている人って、駄目なんだよな。で、そういう人って失敗は他人のせいだけれど、成功は自分のおかげなので、成長しないのよね。

案は三つ以上出せ。最善は比べてこそわかる。/strong>
いわゆる、プランBなんだよな。プランBがなきゃ駄目なのよね。

異論を求めよ。異論に対処する中で計画が磨かれる。
これはあらゆる方向から案を叩けということなのですな。

感情を共有する。方針の共有だけでは不十分。
冷静さ、ロジカルであるだけじゃ駄目なんだよな。

「計画の大義」を示せ。希望なき計画では人は動かない。
冷静さ、ロジカルであるだけじゃ駄目なんだよな。。。って、上に書かれていることと同じなんじゃなかろうか?

熱意を示そう。本気の人には誰も逆らえない。
これもそう。冷静さ、ロジカルであるだけじゃ駄目なんだよな。。。って、上に書かれていることと同じなんじゃなかろうか?

タイミングを逃すな。時には失敗覚悟の全身も必要。
全部成功するわけじゃないのだから、失敗することもあるのよ。ただ、その失敗は意義あるものとする必要があるってことなのだよね。

成功した時ほど精査せよ。勝利の中にも問題は多くある。
勝って兜の緒を締めよとか、「勝ちに不思議の勝ちあり・負けに不思議の負けなし」ですな。

「教えた」で終わるな。人作りとはフォローし続けること。
もう、山本五十六の世界ですな。やってみせ言って聞かせてさせてみてほめてやらねば人は動かずですなぁ。

失敗のレポートを書こう。新たな挑戦の教科書になる。
これも「勝ちに不思議の勝ちあり・負けに不思議の負けなし」ですな。




トヨタのPDCA+F 世界No.1企業だけがやっている究極のサイクルの回し方


タイトル:トヨタのPDCA+F
著者:桑原晃弥
発売元:大和出版
おすすめ度:☆☆(ですなぁ)

センサーの基本と仕組み

2017年01月17日


著者:高橋隆雄
発売元:秀和システム

センサーというか、計測器というか、計測技術のお話ですね。

センサーはどのような仕組みで動き、何に対して反応し、そして、どのようや情報を伝えてくれるのか?

そのへんの話がしっかり書かれております。



図解入門 よくわかる最新 センサーの基本と仕組み Kindle版


タイトル:センサーの基本と仕組み
著者:高橋隆雄
発売元:秀和システム
おすすめ度:☆☆(うむ)

トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術

2017年01月15日

著者:浅田すぐる
発売元:サンマーク出版

元トヨタの経理部門で働いていて、今はコンサルタントをやっている著者。日本最大の製造業であり、世界の製造業のモデルケースとなっているトヨタの基本となっている資料の作り方を教えてくれる本。

トヨタの基本は資料1枚。

A4もしくは、A3用紙1枚で資料をまとめる。

ちなみに、ただ単に1枚にまとめるだけじゃ駄目。

トヨタの1枚には3つの特徴がある。それは。。。
 ●ひと目で全体が見える(一覧性)
 ●枠がある(フレーム)
 ●枠ごとにタイトルが付いている(テーマ)
。。。なのだとな。

ちなみに、なぜ、このようなフレームワークで説明資料を創るのかというと、トヨタでは「読んでわかる」ではなく「見てわかる」ことがポイントだからなのだとな。

くどくど説明しないとわからないような資料じゃ駄目だと。

豊田章男社長は3秒で判断するというから。3秒以上資料の理解に時間がかかるようじゃ駄目なんですよね。

ちなみにこの考えはチャーチルの考えと同じなのだとな。

その考えとは
われわれの職務を遂行するには大量の書類を読まねばならぬ。その書類のほとんどすべてが長すぎる。時間が無駄だし、要点を見つけるのに時間がかかる。同僚諸兄とその部下の方々に、報告書をもっと短くするようにご配慮願いたい。

なのだとな。

では、どうやってトヨタ式おn1枚資料を作るのかというと、そのステップ自体は結構シンプル。

1)考えるベースとなる情報を書類に「整理する」

2)自分なりの「考え」を書類に「まとめる」

3)書類の内容を誰かに「伝える」

流れは至ってシンプルなのですよ。

シンプルなのですが、まずは書いてみること。

書くことによって、「自分は何がわからないのか?」ということが整理できるから。

あと、ちょっとしたポイントは、同士ではなく動作に落とすってことですね。「挨拶をする」ではなく「おはようございますと大きな声で言う」とね。そうすると、より具体的になってわかりやすくなる。

そして、このわかりやすく、具体的というのは重要である、と。

何しろ、資料作りで一番重要なのは「伝わるかどうか」「相手が受け取れるかどうか」なのですから。

そもそも何のためにこの資料を作るのか?

ということを考えながら、資料を作ることが重要なのですな。

すごく使える本ですな。



トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術

タイトル:トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術
著者:浅田すぐる
発売元:サンマーク出版
おすすめ度:☆☆☆☆(使える本ですな)

外資系金融マンがわが子に教えたい「お金」と「投資」の本当の話

2016年12月31日

著者:ジョン太郎
発売元:翔泳社

きっちり子供の頃から「お金を稼ぐこと」と「お金を運用すること」をちゃんと教えなきゃダメだよね、ということを教えてくれる1冊ですわ。

そういう教育をちゃんとしないから、無駄にソーシャげにカネを突っ込んじゃったり、どーでもいいようなこと、それこそ、パチンコなんかのギャンブルにカネを突っ込んじゃうんだよな。

本書の中にあった記述ですが 経済や金融の知識というのは、「知っていたら得をする」というよりも「知らなければ損をする」ものなのだよな。

そして、最初は誰もが労働者だけれど、労働者としての価値を高めれば、そのチカラで稼いだお金を元手に資本家になることができるんだという考え方には激しく賛成ですな。

本書の後半には「流行りに乗ると損をする投資のイロハ」が描かれていてグッドですわ。BRICSの一角で未来が明るいと言われていたブラジル、あの頃のブームが信じられないくらい経済が落ち込んでいるわけですが、投資をしていた多くの人間が「ワールドカップや、オリンピックまで」と思っていたわけですよ、好景気が。

それがそのとおりになった。

ってか、ワールドカップまでもたなかったね、と。

投資の世界でそういうはやりに載せられてはダメだと。

基本は長期で分散。

ワタシのポートフォリオはそうなっております。




外資系金融マンがわが子に教えたい「お金」と「投資」の本当の話 Kindle版


タイトル:外資系金融マンがわが子に教えたい「お金」と「投資」の本当の話
著者:ジョン太郎
発売元:翔泳社
おすすめ度:☆☆☆(ほんと、金融と経済の知識は重要)

五島昇

2016年12月25日


著者:新井喜美夫
発売元:講談社

著者は東急エージェンシーの元会長。その東急エージェンシーを立ち上げた東急グループの総帥、五島昇の生き方を綴った本。強盗慶太と呼ばれる、父親・五島慶太に関する話は多いけれど、その息子に関する本はこれだけかもね。

サブタイトルは「大恐慌に一番強い経営者」ですわ。バブルに躍らされることなく堅実に東急グループを経営してきた五島昇を近くで見たきた著者ゆえのサブタイトルなのでしょうな。

グループ同士で総力戦を戦った西武グループ・堤家との比較がいろいろ出てきまして、戦後日本を形作った企業集団の歴史も、この本から読み取ることができますわな。

ちなみに、なんで昔ながらの日本企業がマーケティングが苦手なのかというと
当時は傾斜生産方式で、産業に必要なアイテムは大量に生産されていたが、生活消費に必要な製品は後回しで、自由にはてみ入らなかった。つまり、完全な売り手市場で、つくれば売れる。だから、マーケティングは必要なく、人気もなく誰もやろうとしなかったために、私にお鉢が回ってきたのだ。

と。

そりゃ、マーケティングが根付くわけないよね。

で、父親の五島慶太と違うビジネスセンスを持っていた五島昇ですが、彼は何よりも情報を重要視して、経営をしていたのだという。その情報収集の場は東急ホテルの1001号室だったのだとな。
1001号室はマスコミにもオープンである。マスコミでは編集長より次長クラスが情報を握っている。数社の次長クラスに月1,2度夕方遅くになってから部屋に来てもらい、飲食をともにして話を聞いた。
経営者にとって重要なのは豊かな発想である。では発想の幅はどうすれば広がるか。発想のもとは情報である。
では、情報とは何か。情報の価値を考えてみよう。いうまでもなく、情報の命は鮮度である。極端に言えば、世界中で自分一人しか知らなくて、かつ、社会性のある情報に究極の価値がある。
テレビや新聞で報道される第二次情報は、それがいくら早くても、多くの人が知っているので、もはや手垢が付いている。
では、鮮度の高い情報はどうやって入手すればいいのか。生きている第一次情報を握っているのは人である。だから、人とあって話を聞くのが手っ取り早い。

やはり、情報が何より重要なんだよな、ということもこの本を読んでいると分かりますな。



五島昇 大恐慌に一番強い経営者

タイトル:五島昇
著者:新井喜美夫
発売元:講談社
おすすめ度:☆☆☆(やはり情報ですな)