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アストロ球団 ブラック球団編

2016年11月17日

原作:遠先史朗
作画:中島徳博
発売元:太田出版

9月9日、同じ誕生日にボールの痣を持って生まれた超人たちが集い、アストロ球団を結成する。超人系野球漫画の金字塔がアストロ球団。ブラック球団編は、巨人軍に恨みを持つ元巨人軍の名ショート、荒巻監督のもとに集った超人との戦い。

今となっては完全に荒唐無稽なマンガであることには違いないけれど、グイグイ引きこまれてしまうのは、アストロワンをはじめとした登場人物描写の旨さによるものなのでしょう。

何より巨人軍の選手が、王選手、長嶋選手だけでなく、川上監督までもが珠道者として描かれているからなのでしょうな。

『グラゼニ』のようなリアルに振った野球マンガも良いですが、アストロ球団のようにファンタジーに振った野球漫画も素晴らしいわけです。




アストロ球団 (第1巻)


タイトル:アストロ球団 ブラック球団編
原作:遠先史朗
作画:中島徳博
発売元:太田出版
おすすめ度:☆☆☆☆☆(名作ですな)
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ギャラリーフェイク 13巻

2016年11月16日


著者:細野不二彦
発売基:小学館

第13巻のタイトルは「カンボジアクエスト」。

ゲームデザイナーリッキー吉野が登場するのですが、そのルックスが飯野賢治なのですよ、完全に。『Dの食卓』や『リアルサウンド』の大ヒットでゲームをあまりやらない人でも「飯野賢治」という名前を目にするよにうになったんですよね。そんな飯野賢治リスペクトの話なんですね。飯野賢治と似た体型なので、42歳でなくなったというニュースは衝撃的すぎましたわ。

で、そんな13巻に収録されているのは下記のお話し。

●カンボジアクエスト(前編/後編)
●連立不当方程式
●左官魂
●聖なる宝石
●メトロポリタンの一夜
●化石をめぐる人々
●修復家の館
●”アンティーク・オルゴールで子守唄を”

個人的には「左官魂」がよかったですな。

ポンペイをイメージしたイタリアンレストランを作るために招かれたヨーロッパの左官職人と、フジタお同じボロアパートにすむアル中の左官職人の心温まる物語ですわw

取り上げられている美は鏝絵ね。
こて絵(こてえ、鏝絵)とは、日本で発展した漆喰を用いて作られるレリーフのことである。左官職人がこて(左官ごて)で仕上げていくことから名がついた。題材は福を招く物語、花鳥風月が中心であり、着色された漆喰を用いて極彩色で表現される。これは財を成した豪商や網元が母屋や土蔵を改築する際、富の象徴として外壁の装飾に盛んに用いられたからである。

2016年現在、左官職人と言ったら、大河ドラマ「真田丸」の題字を書いた挾土秀平さんが有名ですが、この話が書かれた頃は、知る人ぞ知るという存在でしたからねぇ。

日本にだって、左官職人はいるんだ。でも、今の日本じゃ、左官は必要がない。

そんなセリフに心が痛くなったりもしますわ。




ギャラリーフェイク(13) (ビッグコミックス) Kindle版

タイトル:ギャラリーフェイク 13巻
著者:細野不二彦
発売基:小学館
おすすめ度:☆☆☆(定番ですな)

こちら葛飾区亀有公園前派出所 200巻

2016年11月05日


著者:秋本治
発売元:集英社

こち亀、最終巻ですよ。サブタイトルは「40週年だよ全員集合」。

NHKのニュースにもなるくらいですしな。

収録されているのは

新世代の巻
メジャーデビューの巻
顔パスの巻
根画手部流の巻
ドローンパトロールの巻
映画エイドの巻
EV-ISETTAの巻
寿司講座の巻
右京の海の巻
スナイパーの時代の巻
芸術論の巻
ドローンの時代の巻
懐かしのビッグワンの巻
戦車先生の巻
京華の後悔の巻
中川はん出向の巻
夏の旅行IIの巻
中川家秋本家集合の巻
部長御乱心の巻
永遠の腕時計の巻
40周年だよ全員集合の巻

「40周年だよ全員集合」は同日発売の週刊ジャンプと、同時進行という、なかなか面白い企画。でも、オチは違うという。そして、びっくりするくらいの投げやり感というか、いつもと同じ感覚www

いいのか?こんなにあっさりしていてw と、逆に心配してしまいますわ。

扉の絵でしたが、チャーリー小林と、戸塚巡査が出ていたのが良かった。

でもさ、フツーは麗子や、纏と、両さんが結婚するようなオチを考えるじゃない、それがなんでフツーに終わるんだよwww

そして、この期に及んでというか、わざわざラジオの電リクブームが終わってから、ラジオの秘密を暴くという無慈悲さw



こちら葛飾区亀有公園前派出所200巻 40周年記念特装版 (ジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版

タイトル:こちら葛飾区亀有公園前派出所 200巻
著者:秋本治
発売元:集英社
オススメ度:☆☆☆(寅さんみたいなものだよな)

ギャラリーフェイク 12巻

2016年11月03日

著者:細野不二彦
発売元:小学館

12巻のタイトルは「地震観音」。

地震の予兆を捉えると、観音様から音が聞こえるという、お話し。いや、話の中心はそれだけでなく、地震から美術品を守るというお話しもある。

東日本大震災の時、東北大学や、筑波大学の研究施設被害は話題になったけれど、美術品の被害はあまり話題になりませんでしたな。それは、その頃、そういうニュースを耳にしようと、心がけていなかっただけだからかしら?

で、そんな12巻に収録されているお話しは下記の通り。

女神の憂鬱
城下の騎士
地震観音
地図は導く
贋作王・バスティアニーニ(前編/後編)
地下墓所のアリア
下戸 上戸
梅雨晴れの日に

バスティアニーニで検索すると、サッカー選手や、オペラ歌手ばかりヒットしてしまって、「これはギャラリーフェイクの民明書房刊なのか?」なんて思ってしまったりもしたのですが、そんなことなかった。

東西贋作事件史

ここにちゃんとバスティアニーニの話が出ていた。バスティアニーニ胸像事件としてね。
 フィレンツェのジョヴァンニ・バスティアニーニは美術品の模造の修業を積み、20代初めから画商ジョバンニ・フレッパのもとで働き始めた。フレッパは、19世紀半ばから収集家の間で人気の高いルネサンス彫刻の模造品を扱っていた。1865年、フレッパはバスティアニーニにフィレンツェの偉大な詩人であり哲学者のジローラモ・ベニヴィエーニの胸像を制作させ、パリの産業館で公開した。的確な人物表現によってルネサンス期の精神を見事に表現したものと絶賛され、美術研究家の間ではドナテッロかヴェロッキオの作と推測された。翌年、所有者であるド・ノリヴォのコレクションの競売で1万3600フランという途方もない額でルーヴル美術館に引き取られた。しかし、ノリヴォと協定を結んでいたフレッパは、ノリヴォから分配金が支払われなかったため、バスティアニーニとともに胸像は贋作であるという暴露記事を雑誌に発表した。ルーヴル美術館はこれを認めず、フランスとイタリアの美術界は激しく論争を繰り返したが、バスティアニーニの持ち出した大量の証拠によって事実関係が実証され、ルーヴル美術館は面目を失ったのである。

あと、娘を持つ父親として、ほっこりと言うか、しっとりしてしまうのが「地下墓所のアリア」ですね。藤田の娘(と言われている)エリザベータがオペラの勉強をするためにイタリアに旅立ってしまう。

うちの娘さんも、そのうち、親元から巣だって行ってしまうのね・・・・と思うと悲しくなってくる。




ギャラリーフェイク(12) (ビッグコミックス) Kindle版

タイトル:ギャラリーフェイク 12巻
著者:細野不二彦
発売元:小学館
おすすめ度:☆☆☆☆(ですなぁ)

ギャラリーフェイク 11巻

2016年10月26日


著者:細野不二彦
発売元:小学館

11巻のタイトルは「顔のない自画像」

佐伯祐三の自画像がモチーフになっております。藤田の大学時代の恩師、船村先生も登場してきます。

そんな11巻に収録されている話は

「からくり奇譚」
「贋作紳士」
「砂漠の大画廊」
「八点鐘」
「バブル再訪」
「萩焼のこころ」
「ダディ・ペア」
「伊万里の道」
「顔のない自画像」

この中で面白かったのは滝川太郎をモチーフにした「贋作紳士」ですね。滝川太郎、昭和中期に活躍した美術商で、贋作作家。実在の人物。ウィキペディアで調べなかったら、民明書房刊と同じで、ネタかと思ってしまうところでしたわ。
滝川は西洋絵画の贋作を大量に製作した人物として知られている。もともと彼は絵画を中心とした西洋美術をパリで買い付けて日本に持ち込むという画商業を営んでいたが、同時に鑑定家としての知識を流用して多数の西洋絵画の贋作を作成した。
1968年(昭和43年)、芸術新潮による大々的な「滝川贋作」の糾弾報道によって、贋作事件が明らかになった。
1971年(昭和46年)、本人が芸術新潮の取材の中で、200点をはるかに超える西洋絵画の贋作を製作したと告白した。
画家としての滝川作品も数多く、各地の美術館や画廊で現在も見ることができる。その多くは印象派的で牧歌的な風景作品が中心である。

贋作というのが、社会問題になるようなことがあったんですねぇ。。。と、ただ驚いてしまいましたわ。

あと、ウィンズロウ・ホーマーをモチーフにした「八点鐘」。

『メキシコ湾流』(1899) メトロポリタン美術館

ヨーロッパからの移民の少年が、海運会社に拾われて、その海運会社のオーナーを追い出し&乗っ取り、しかし、今度は自分が会社を追われてしまう。

そんな栄光と転落を、船旅とホーマーの絵に重ねて語るのが素晴らしいです。




ギャラリーフェイク(11) (ビッグコミックス) Kindle版


タイトル:ギャラリーフェイク 11巻
著者:細野不二彦
発売元:小学館
オススメ度:☆☆☆(良いですなぁ)

ギャラリーフェイク 10巻

2016年10月15日


著者:細野不二彦
発売元:小学館

第10巻のタイトルは「山水の星」。

藤田の同級生が、小さい頃からの夢を叶えて、宇宙飛行士になった。宇宙飛行士になるために必要な資金を、とある担保をもとに藤田から前借りしたわけなのですが、それが「山水の星」。宇宙空間で描いた水墨画、なのですな。水墨画と言っても、墨汁で描いたのではなく、フリーズドライのコーヒーを水で戻して描いたわけなのですが、これは若田光一さんが宇宙で書道を行ったことをモチーフにしていたりするのですな。

で、そんな第10巻に収録されているお話しは下記の通り。

「イタチの辰蔵」
「退廃都市(前編・ウィーン)」
「退廃都市(中編・ベルリン)」
「退廃都市(後編・ベルリン→ウィーン)」
「TIN TOY刑事」
「山水の星」
「Making of the "raizonne"」
「ロンドン編#1:レディー・サラ」
「ロンドン編#2:Propose to you」
「ロンドン最終話:プレシャスレディー」


■「ロンドン編#1:レディー・サラ」「ロンドン編#2:Propose to you」「ロンドン最終話:プレシャスレディー」■


「ロンドン編」ではお金持ちのサラの海外別荘が。また出てきます。今度はそのタイトルの通り、ロンドンですね。そして、ロンドンの別荘には、また、サラの家の愛車、それも高級なのがある。アストンマーチンDB5がね。

ポイントポイントで高級なクルマが出てくるのがギャラリーフェイク。作者の細野さんは結構なクルマ好きなんでしょうな。

■「退廃都市(前編・ウィーン)」「退廃都市(中編・ベルリン)」「退廃都市(後編・ベルリン→ウィーン)」■


で、個人的に一番面白かったというか、引きこまれたのが「退廃都市」ですわ。2つの話がキレイに絡み合い、そしてひかれ合っていくという、話の作りこむ方が最高。
その昔、ウィーンで藤田が出会った、若手芸術家。その名はギュンター・ブーフハイム。彼が描いた風景画を、藤田はビビッと来て購入してしまうわけですよ。見たことも聞いたこともない若手の画家なのに、藤田にはビビッときた。

それは、なぜか?
ギュンター・ブーフハイムが描く絵は若き日のアドルフ・ヒトラーと同じだったから。

そんなアドルフ・ヒトラーと共に美術学校を受験し、ヒトラーと違い見事に合格したのがエド・シーレ。藤田がギュンター・ブーフハイムとウィーンで出会ったのは、シーレの絵画を欲しがるオーストリアの元貴族、オットー伯爵と商談をするためだったわけですよ。

で、そのオットー伯爵の夢はオーストリアの天才、エド・シーレの美術館をウィーンに建てることだった。

その後、ギュンター・ブーフハイムはネオ・ナチのトップとなり、ヒトラーが行ったような「大ドイツ芸術展」を行うべく、藤田にコンタクトを取った。同時期、オットー伯爵は頽廃芸術展を開こうとしていた。その頽廃芸術展にオブザーバーとして招かれたのが三田村女史。

無論、ヒトラーに心酔するギュンター・ブーフハイムは頽廃芸術展の開催など許せるわけがなく、頽廃芸術展開催の妨害を始める。そこに、現れたのがギュンター・ブーフハイム最大の支援者であるアルトハンス貿易という会社だった。。。

もう、このまま映画にしてもおかしく内容なお話しですわ。

で、そんな話のなかで、心に刺さったのが、三田村女史と藤田が交わすこの会話ですな。

全てが去った後、残るものは結局、芸術だけということでしょうかね

切ないですなぁ・・・




ギャラリーフェイク(10)

タイトル:ギャラリーフェイク 10巻
著者:細野不二彦
発売元:小学館
おすすめ度:☆☆☆(定番ですな)

ギャラリーフェイク 9巻

2016年10月12日


著者」:細野不二彦
発売元:小学館

第9巻のタイトルは「ガウディ・ゴースト」。

ガウディにも相方がいまして、それがジョゼップ・マリア・ジョジョールでして、ジョジョールがいたから、色鮮やかなガウディの作品があったんですとな。ガウディは色気(いろのけ)が欠けていて、それを補ってくれたのが ジョゼップ・マリア・ジョジョールでした、と。

そんなお話しを、漫画家の先生と、そのアシスタント。でも、作画担当が先生で、原作はアシスタントだったという組合せに対比して紹介しているのですな。この単行本が出た頃のスピリッツ(1996年ころ)と言ったら、浦沢直樹の右腕、長崎尚志さんが大活躍で、無論、浦沢直樹さんも大活躍で、そんな時代背景というか、編集部の背景も反映していたのかもしれませんな。

それにしても ジョゼップ・マリア・ジョジョールって、『ジョジョの奇妙な冒険』に出てきそうな名前ですな。

で、そんな9巻には

「色彩医院」
「千手堂の男」(前編・中編・後編)
「刃物語」
「されど額縁」
「湯乃花と雪 乃 花」
「ガウディ・ゴースト」
「野外美術館始末記」

が収録されております。

個人的には江戸時代の雪華文様を主題とした 「湯乃花と雪 乃 花」が良かったですなぁ。天下泰平の江戸時代には様々な文化が花開いたわけですけれど、数学や、算数だって遊びとして嗜まれていたわけですけれど、同じように自然科学も民衆に愛されていた、と。雪の結晶を様々な文様に利用していました、と。

江戸時代の文化レベルがどれくらいであったのか、ちゃんと調べないとダメですなぁ。

学校の授業で習う話は、日教組のバイアスがかかっていますし、今の世の中に流行っていることは間違った捕手のバイアスがかかっていますし、ちゃんとした情報を仕入れたいですな。

あと、この 「湯乃花と雪 乃 花」ですが、サラのセミヌードも出てくるお得な回ですわ。




ギャラリーフェイク(9) (ビッグコミックス)

タイトル:ギャラリーフェイク 9巻
著者」:細野不二彦
発売元:小学館
おすすめ度:☆☆☆(定番ですな)

ギャラリーフェイク 8巻

2016年10月06日
著者:細野不二彦
発売元:小学館

第8巻のたいとるは「真珠と少年」

これはフランスの海外県、つまりいまも植民地なタヒチとゴーギャンとプファルツという黒白真珠と核実験がモチーフ。

そういえば90年代後半にフランスが地下核実験を南太平洋で行ったというニュースがありましたね、たしか。核保有五大国のなかで一番最後というか、最近に行われた核実験ですわな。

で、そんな8巻に収録されているのは

「タブーの乾山」(前編/後編)
「ニンベン師再び」
「真珠と少年」
「神々の宝石」(前編/後編)
「仮想美術館」

ですわ。

宝石泥棒の翡翠がでてくる「神々の宝石」がエロいというか、なんというか。サラや、三田村館長よりも、翡翠ですな、やっぱ。

日本、イギリス、インドと、三カ国を渡り歩くお話ですわ。不渡りを出しそうになるギャラリーが、不渡りを避けるためにインドのバラモンにシバ神の石像を売り渡すという話なのですが、なかなかカンタンにはいきません、と。




ギャラリーフェイク(8) (ビッグコミックス)


タイトル:ギャラリーフェイク 8巻
著者:細野不二彦
発売元:小学館
おすすめ度:☆☆☆(おもろいですな)

ギャラリーフェイク 7巻

2016年09月28日

著者:細野不二彦
発売元:小学館

第七巻のタイトルは「ニンベン師」。免許証から、保険証、酒のラベルから、パスポートに偽札まで、ありとあらゆるモノの偽物を作るプロがニンベン師。まーた、一癖も二癖もありそうな脇役の登場ですわな。

話の大筋も面白く、脇役のキャラも立っていると、マンガはどんどん面白くなっていくね。

で、そんの7巻に収録されているのは

「天国の窓」
「草原の巨匠」
「タイムリミット」
「シカゴアンダーグラウンドブルース」
「ニンベン師」
「落水荘異聞」(前編後編)
「始祖鳥第三標本」
「仁王見参」

癖のある脇役といったら、「シカゴアンダーグラウンドブルース」に登場する、トレジャーハンターのラモスの元奥さんのショーンもあてはまるね。ラモスと同じトレジャーハンター。二人の間にはミランダという娘がいる。

もう、設定が細かいW

あと「天国の窓」ですな。ビル・ゲイツをモデルにしたギルバート・ベイカーが登場します。東方正教会のイコンが出てくるのですが、イコンが窓で、Windowsとなるのですな。



ギャラリーフェイク(7) (ビッグコミックス) Kindle版


タイトル:ギャラリーフェイク 7巻
著者:細野不二彦
発売元:小学館
おすすめ度:☆☆☆(面白いわ)

ギャラリーフェイク6巻

2016年09月18日

著者:細野不二彦
発売元:小学館

第6巻のタイトルは「五爪の龍」ですな。

古来、中国では5つの爪を持つ龍を描くことが許されていたのは皇帝だけでした、と。

で、そんな大6巻に収録されているのは

「窓際の番人」
「黄金郷への誘い」(前編)(後編)
「二人の嫌われ者」
「五爪の龍」
「上海の青銅」
「呉越相愛」
「ピカソの鳥」
「縄文土面」

ですわ。

「五爪の龍」は、前述したとおり、皇帝しか保有することができなかった5つの爪を持つ龍の焼き物をめぐるお話ですな。中国のブラックマーケットを舞台舌お話なのですけれど、ギャラリーフェイクに初登場した時代、まだ、中国は現在のような中国ではなかった、と。香港だって、まだイギリス領だしね、と。

そんな中国を舞台にしたお話が「五爪の龍」、「上海の青銅」、「呉越相愛」。

アマゾンの奥地で吉岡助教授が行方不明になってしまうお話が「黄金郷への誘い」(前編)(後編)なのですわ。



ギャラリーフェイク(6) (ビッグコミックス)

タイトル:ギャラリーフェイク6巻
著者:細野不二彦
発売元:小学館
おすすめ度:☆☆☆(ですな)

ギャラリーフェイク 5巻

2016年09月01日

著者:細野不二彦

発売元:小学館

5巻の、タイトルは「ペルシアの秘宝」

収録されているのは

翡翠の店(前編)(中編)(後編)

レンブラント委員会の挑戦

イングランドの根付

ペルシアの秘宝(前編)(後編)

学芸員物語

道成寺の怪

わが谷は灰色なりき

三田村女史とならび、藤田を誘惑するライバル、翡翠が初登場する第5巻。「翡翠の店」がそうですな。イメージ的に翡翠は峰不二子ですな。たぶん味方なんだろうけれど、敵にもなる、そんな登場人物。

あと、「ペルシアの秘宝」では、サラの故郷が初登場。

サラの一族と、ペルシア秘宝と呼ばれる陶器、ラスター彩陶のお話ですわ。





ギャラリーフェイク(5) (ビッグコミックス)

タイトル:ギャラリーフェイク 5巻
著者:細野不二彦
発売元:小学館
おすすめ度:☆☆☆(定番ですな)

ギャラリーフェイク 4巻

2016年08月22日

著者:細野不二彦
発売元:小学館

第4巻のタイトルは「狙われた天守閣」

収録されているのは

「展覧会の絵を追え!!」
「ナイル盗掘ツアー」(前編)(後編)
「二つの相続」
「魔境とシリコン」
「馬鹿印のバカ一」
「蝶々夫人の島」
「談合のゆくえ」
「迷宮のキリコ」
「狙われた天守閣」

なぜかだ、少しアダルティな第4巻。

吉村作治をモデルにしたと思われる、エジプト考古学者の吉岡助教授が初登場するのも4巻だったりします。





ギャラリーフェイク(4) (ビッグコミックス)

タイトル:ギャラリーフェイク 4巻
著者:細野不二彦
発売元:小学館
おすすめ度:☆☆☆(定番の面白さ)

ギャラリー・フェイク 3巻

2016年08月16日


著者:細野不二彦
発売元:小学館

第3巻のタイトルは「林檎を持つ女神」ですね。ミロのヴィーナスに左手を復活させようと言うお話しのタイトルですね。

そんな第3巻に収録されているのは、以下のお話し。

「驕れる円空」

「質屋とマルティス」

「モンパルナスの秘宝」

「アレゴリー(寓意)のある風景」

「海底に眠る夢」

「浮世絵の魔力」

「林檎を持つ女神」

「国宝の守り人」

今後のギャラリーフェイクで、藤田のライバルとなる国宝Gメンの知念が初登場する「国宝の守り人」も面白いですな。三田村女史と鉢がいう方向性で、ライバルなのが面白い。知念とは絶対に恋愛感情が生まれませんしね。

あと、「驕れる円空」と「質屋とマルティス」。

この作品が書かれた頃は、まだまだ日本の景気もそこまでは悪くなく、バブルの残り香を楽しんでいる人と、そうでない人が存在していた時代なわけで、そんな格差社会を描いた「驕れる円空」と「質屋とマルティス」は平成初期の日本を描写している良い作品だと思いますな。





ギャラリーフェイク(3) (ビッグコミックス)

タイトル:ギャラリー・フェイク 3巻
著者:細野不二彦
発売元:小学館
おすすめ度:☆☆☆(おすすめですな)

ギャラリーフェイク 2巻

2016年08月03日

著者:細野不二彦
発売元:小学館

第2巻のタイトルは「ショコンダの末裔」ですわな。

モナリザの謎に迫るわけですわ。

で、そんな2巻に収録されているのは

愛国者のトリック
監獄のミケランジェロ
ターバンの女

大いなる遺産
混沌の国にて
火難アリ
ショコンダの末裔(前編)
ショコンダの末裔(中編)
ショコンダの末裔(後篇)

「監獄のミケランジェロ」って話が泣けるんだよなぁ。



ギャラリーフェイク(2) (ビッグコミックス)


タイトル:ギャラリーフェイク 2巻
著者:細野不二彦
発売元:小学館
おすすめ度:☆☆☆

ギャラリーフェイク 1巻

2016年07月11日


著者:細野不二彦
発売元:小学館

タイトルは「傷ついたひまわり」。

収録されているのは

「贋作画廊(ギャラリ-フェイク)」
「傷ついた「ひまわり」(前編、後編)」
「北斎の市」
「孤高の青 触覚の絆」
「13人目のク-リエ」
「落とすのは誰だ!?」
「消えた黄金仏」
「影武者の宴」

どれもがよくねられているお話しですよね、って。

なかでも、やはり「傷ついた「ひまわり」(前編、後編)」が一番良かったですなぁ。
湾岸戦争と、第2次世界大戦と、ゴッホのひまわりの偽物と本物が交差する、素敵なお話ですね。

サラと藤田の関係が、まだよそよそしい第1巻ですわ。



ギャラリーフェイク(1)【期間限定 無料お試し版】 (ビッグコミックス)


タイトル: ギャラリーフェイク 1巻
著者:細野不二彦
発売元:小学館
おすすめ度:☆☆☆(よいですな)