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山の上ホテルの流儀

2017年04月26日


著者:森裕治
発売元:河出書房新社

著者は山の上ホテルの社長。そして、山の上ホテル創業者・吉田俊男の孫ですね。

東京にあるホテルの中で、インバウンド、いわゆる訪日外国人をメイン顧客にするのではなく、日本人、それも日本の文化人を相手にしている小さなホテル。

全部合わせて72室しか客室がないのよね。

でも、レストランは7つもあり、バーは2つもある。

ものすごい食へのこだわり。

まぁ、これは創業者・吉田俊男のこだわりなのですけれどね、と。

ホテル云々よりも、このホテルに泊まった文化人、特に小説家の方々のコメントが、このホテルの凄さを引き立てるわけで。

そりゃ、泊まってみたくなりますよ。

とくに78ページにある
安心して眠っていただけることと、美味しい食事を召し上がっていただけることが、ホテルの使命です。あえて『時代とともに変わらないホテル』とでも申し上げておきましょうか。

と言うフレーズにやられましたわ。




山の上ホテルの流儀


タイトル:山の上ホテルの流儀
著者:森裕治
発売元:河出書房新社
おすすめ度:☆☆☆(山の上ホテルに泊まりたくなります)
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アマン伝説

2017年04月25日


著者:山口由美
発売元:文藝春秋社

サブタイトルは「創業者エイドリアン・ゼッカとリゾート革命」。
だったら期待するじゃないですか。
リゾートホテルの革命児、アマンリゾートがどうやってできたのか?そして、どうやってその地位を維持し続けているのか?

いや、書いてあるんですけれどね。
最初は面白かったのですけれどね。

どんどんどんどん日本人が出てきて。。。

そりゃ、日本に関係あるかもしれませんけれどね。

ここまで日本オシになってしまうと、正直泊まる気がなくなってしまいましたわ。

まぁ、ホテルの写真を見ると、感想が変わるのですけれどね。




アマン伝説―創業者エイドリアン・ゼッカとリゾート革命


タイトル:アマン伝説
著者:山口由美
発売元:文藝春秋社
おすすめ度:☆(うむ。。。)

リッツ・カールトンの究極のホスピタリティ

2017年04月23日

著者:四方 啓暉
発売元:河出書房新社

日本のホテル業界において、ホスピタリティを売りにしているリッツ・カールトン。
なんで、ホスピタリティを全面に出しているのか?ホスピタリティを全面に出すことができるのか?
その秘訣に迫った一冊。

やはり働いている人が、楽しくなければだめなんだよねぇ、ということがよくわかりますわ。
あと、関係各人の信頼関係が必要。
で、それは具体的にどんなことかというと。
お客さま一人ひとりとスタッフの信頼関係無くして、お客さまの喜びは得られない。
スタッフ同士、あるいはスタッフと会社(組織)の信頼関係無くして、スタッフの喜びや誇りは得られない
会社(組織)を支えるオーナー会社とホテル運営会社の信頼関係なくして、お客さま志向の企業(組織)文化は得られない

ですな。

ものすごいふつーのことだけれど、実はものすごく重要な事が、ものすごくしっかりと書かれておりますわ。

信頼関係。

これ重要だよな。
変な「お客様は神様です」的なサービスと、世界とは一線を画するものね。




リッツ・カールトンの究極のホスピタリティ Kindle版

タイトル:リッツ・カールトンの究極のホスピタリティ
著者:四方 啓暉
発売元:河出書房新社
おすすめ度:☆☆☆(泊まりたくなりますな)

ホテル・マーケティング・ブック

2017年04月22日

著者:仲谷秀一、テイラー雅子、中村光信
発売元:中央経済社

ホテルに特化したマーケティングのHow to本。

ホテルに特化しているとは言え、マーケティングはマーケティングなので、ふつーのマーケティングと同じ。
まぁ、細かいところで言葉が違うのですが、意味合いは一緒だったりしますな。




ホテル・マーケティング・ブック―EHM(Essentials of Hospitality Marketing)


タイトル:ホテル・マーケティング・ブック
著者:仲谷秀一、テイラー雅子、中村光信
発売元:中央経済社
おすすめ度:☆☆(まぁ、ふつーにマーケティングをやっていれば問題なし)

ホテル・ビジネス・ブック 第2版

2017年04月19日


著者:仲谷秀一、テイラー雅子、中村光信
発売元:中央経済社

もう、ズバリ、ホテルを学ぶための教科書ですね。

大学とか、専門学校でつかう本ですわ。

そんなわけでして、ホテルに関するありとあらゆることが、たぶん、それほど細かくはないのでしょうが、きっちり網羅されております。

すげーな、ホテル。

ある意味、会社の機能と街の機能が融合している組織なんだな、なんていうことを思っちゃったりもする。

そして、ホテルという組織においてネットワーク化されたシステムは不可欠なので、そこに入り込む余地はものすごくたくさんありそうな気がするわけですわ。



ホテル・ビジネス・ブック(第2版)


タイトル:ホテル・ビジネス・ブック 第2版
著者:仲谷秀一、テイラー雅子、中村光信
発売元:中央経済社
おすすめ度:☆☆☆(使えますな)

フォーシーズンズ

2017年04月15日


著者:イザドア・シャープ
発売元:文藝春秋社

サブタイトルは「世界最高級ホテルチェーンをこうして作った」ですな。

椿山荘はたんなる椿山荘になってしまいましたが、少し前までフォーシーズンズ椿山荘だったわけで、藤田観光がフォーシーズンズとパートナー契約(つまり、フランチャイズ契約)をして運営していたのですな。

そして、著者はホテルジャーナリストでもなければ、トラベルライターでもない。

フォーシーズンズの創業者にして、会長だったりするのですな。

そんなわけでして、そこまで引き込まれる文章ではないのですが、小さなホテルとして誕生したフォーシーズンズが、最初は家族の、そして仲間の協力を得て大きく育って行くところは、グググッと引き込まれます。

ホテルにフィットネスクラブを設けたのって、フォーシーズンズが初めてだったのね。

立地と設備とサービス。そして、信頼感。コレだけ切り取るとどこのどんなホテルでも同じことやってそうですが、フォーシーズンズはその幅も深さも違ったということなのね。

ちなみに、ワタシ、フォーシーズンズには泊まったことがない。

この本読んでたら、泊まりたくなりましたな。



フォーシーズンズ

タイトル:フォーシーズンズ
著者:イザドア・シャープ
発売元:文藝春秋社
おすすめ度:☆☆☆☆(泊まりたくなりますな)

新版ホテル業界大研究

2017年04月05日
著者:中村正人
発売元:産学社

いや~ホテル業界のことが、ものすごくわかりやすく説明されていて、すてき。

日本のホテル分類って「シティホテル」「ビジネスホテル」「リゾートホテル」「プラザホテル」「ステーションホテル」「エアポートホテル」「グランドホテル」「アミューズメントホテル」ですけれど、海外だと「ラグジュアリー・ホテル」「アップスケール・ホテル」「ミッドプラス・ホテル」「エコノミー・ホテル」「バジェット・ホテル」であって、だからそんな日本に外資系のホテルが来ちゃうと、分類がシッチャカメッチャカになって、わけがわからなくなるのね。

そして、もの消費からコト消費じゃないけれど、マーケッt自体がマスから個に変わってきているので、それに合わせたマーケティングが必要になってきているのね。

そもそも「宿泊」というわかりやすい目的があって、それに付随するサービスを組み合わせることで差別化を図ってきたホテルだから、マスから個へとか、モノ消費からコト消費という時代の流れに敏感なんでしょうなぁ。

で、敏感なホテルだけが生き残れる。

バブル崩壊や、リーマンショック、東日本大震災。。。そんな時代の変化を生き延びたホテルしか、今はないのだから、そりゃ、いいホテルばかりですよねぇ。




ホテル業界大研究


タイトル:新版ホテル業界大研究
著者:中村正人
発売元:産学社
おすすめ度:☆☆☆☆(ホテルのお勉強になります)

星野リゾートの事件簿

2017年04月03日


著者:中沢康彦
編集:日経トップリーダー

現在日本のホテル業界で、大人気の星野リゾート。
なぜ、星野リゾートはこのような人気を集めるのか? その秘密に迫った本。

ちなみに、タイトルは「なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?」。
実際、星野リゾート(リゾナーレ八ヶ岳)に泊まった経験があるのですが、「もう一度泊まろう」と思ったわけで。リゾナーレ八ヶ岳が星野リゾートに経営が移る前にも訪れたことがあったけれど、そのようなことを感じなかったわけで。

で、なぜ、そのようにホテルを生まれ変わらせることができたのか?

ホテルで働く従業員の教育と、ターゲット顧客の確定と、顧客目線のサービスという基本的なことなのよね。

まぁ、ひとことで言うとかんたんなのですけれど、他のホテルではこういうことができていないわけで。

基本的なことを徹底してやる。

それが星野リゾートの強みなのでしょうなぁ。



星野リゾートの事件簿


タイトル:星野リゾートの事件簿
著者:中沢康彦
編集:日経トップリーダー
おすすめ度:☆☆(泊まりたいねえ。もう一度)

帝国ホテルが教えてくれたこと

2017年04月02日
著者:竹谷年子
発売元:大和出版

帝国ホテルの伝説的な接客係が著者。

昭和8年に帝国ホテルの女性客室係として採用されてから、80歳を超えるまでずっと、働き続けてきたという。接遇したVIPはベイブ・ルースに、マリリン・モンローに、アラン・ドロンに、エリザベス女王。

世界中のVIPからも信頼されたのは、その真心がこもったサービスなのですけれど、竹谷さんは笑顔がとても素敵だったのだそうな。

自分が心から仕事を楽しんでいれば、そりゃ、周りの人はハッピーになりますよねえ。

しかし、帝国ホテルのライト館に泊まってみたかったわ。




帝国ホテルが教えてくれたこと―笑顔が幸せを運んでくれる

タイトル:帝国ホテルが教えてくれたこと
著者:竹谷年子
発売元:大和出版
おすすめ度:☆☆☆(帝国ホテルに泊まってみたくなりますな)

帝国ホテル流おもてなしの心

2017年03月25日
著者:小池幸子
発売元:朝日新聞出版社

著者は帝国ホテルにて約50年にわたり、賓客や、VIPのお世話をしてきた客室係。帝国ホテル客室課マネージャ。

そんなおもてなしのプロが記した、おもてなしの真髄。

ちなみにその真髄とは
1)ご滞在中、お客様には必要以上に接触しない。
2)会話の主役はお客様である。
3)臨機応変に対応する。
4)一歩踏み込んだ接遇をする。
5)忙しいからこそ、忙しい素振りは見せない。
6)お客様のプライバシーには立ち入らない。
これは141ページに「サービスの基本8ヵ条」としてまとめられております。

そして、小池さんが先輩方から育てられたように、小池さんも後進を育てるわけですが、そんな後輩に向けてのメッセージはこのように集約されております(191ページ)
1)フットワークを軽くすること。
2)チームワークを大事にすること。
3)報告は正確にする。
4)機転をきかせてほしい。
5)先輩の背中を見て、仕事を覚えてほしい。
6)謙虚であれ。
7)お客様とは、必ず一線を引くこと。
8)「自分のお客様」と、勘違いしないこと。
9)広い視野を持ってほしい。
気配りとは何か?おもてなしとは何か?がしっかりとまとめられている本なのですが、それと同じくらいに、帝国ホテルの歴史がわかって素晴らしいです。

小池さん、高卒で帝国ホテルに入社したのですが、当時の帝国ホテルはライト館(フランク・ロイド・ライトが設計した帝国ホテル旧本館)なので、そんなライト館の中身が、ライト館での業務がしっかり説明されていて、素敵でした。



帝国ホテル流 おもてなしの心客室係50年 (朝日文庫)

タイトル:帝国ホテル流おもてなしの心
著者:小池幸子
発売元:朝日新聞出版社
おすすめ度:☆☆☆☆☆(帝国ホテルに泊まりたくなりますな)
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