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日経ビジネス 2016.05.02

2016年07月08日
発売元:日経BP社

大特集は「迫る世界デフレ」ですわな。

在庫が積み上がっている中国の鋼鉄市場が取り上げられているのですが、もう、あれですな、完全に大躍進政策時代の中国と同じですな。ってことは、もうすぐ中国のバブルも崩壊なんでしょうな。

という話はさておき、デフレ克服企業として紹介されている西松屋が良いですな。リーマン・ショックでバッサリ首を切られたメーカーの技術者や、製造管理者を採用したんだとな。で、何をやらせたのかというと、製造業のノウハウ、生産管理の仕方とか、ライン管理の仕方とか、歩留まりの下げ方とかですな、そういうのをサービス業に転換して使うんだとな。頭いいよなぁ。この発想。

こうやって、変化に対応していかないと、ヒトも企業も生き残れないんだろうな。

あと「ローソン 3番手、質で巻き返す」という記事。

徹底的に個人商店の良さを取り入れようとするセブン・イレブンと真逆の戦略をとったのだと。事前に需要を予測して、それにもとづいて本部で商品を発注する「セミオート発注システム」を導入するのだと。そして、今まではあまり表に出していなかった、三菱商事との関係性を全面に出して、グループ総力戦で、セブンに立ち向かうんだと。

サービス業に製造小売業の考え方を持ち込むのはいいんだけれど、これ失敗しそうだよなぁ。セブンは鈴木王国だったわけだけれど、王様は独裁者だったけれど、コンビニビジネスを語る時の主語は、ちゃんと「顧客」だったもんなぁ。機会ロスにならないように、FCオーナーの負担を顧みず夜中でも大量の商品を並べさせるのは、セブン・イレブン本部のためであっても、外向きに語るときは「深夜に来店したお客様が探していた商品がなかったら、可哀想じゃないか」と、かならず顧客視点で語るものな。オムニ戦略だって、息子をセブン&アイkエイエイ人に招き入れるための集団だったかもしれないけれど、それが実現された場合に最大のメリットを享受できるのは顧客であると語っていたものな。

楽天と同じで、一切顧客視点のないローソンは、やばいと思う。

Amazonもベゾスは強烈な独裁者であるけれど、ベゾスが語るのは自社の成長や、株主への還元ではなく「顧客メリット」だからな。

こういう視点て、超大切だと思う。

そんなわけでして、顧客視点がヌケテイルローソンのこの戦略は成功しないと思う。

あと「潰れそうなあの店が潰れない秘密」という記事も良かった。

潰れそうなのに潰れない秘訣は2つに集約されるのだと。
それは

1)ビジネスモデルが独特
2)地域と助け合っている


ザッ昭和で一見、潰れそうな帽子屋さんであっても、1日にお客が3人しかいない帽子屋さんであっても、関東一円から顧客が訪れて、その顧客が何万円もする帽子を購入してくれれば、ビジネスは成り立つと。

希少性、低原価、地域のコミュニティに入り込むというのも、重要なんだとな。

で、そんな今週号を読んでいたら

『チャーチル・ファクター』


チャーチル・ファクター たった一人で歴史と世界を変える力


『リーダー論』


リーダー論 (講談社AKB48新書)

『人生が変わる100のポジティブワード』



人生が変わる100のポジティブワード

を読みたくなりましたな。

タイトル:日経ビジネス 2016.05.02
発売元:日経BP社
おすすめ度:☆☆☆(定番ですな)
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