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日本ウイスキー誕生

2016年01月19日


著者:三鍋昌春
発売元:小学館

サントリーの人なので、サントリーの写真で本がはじまったので、ものすごいサントリーマンセー!の本かと思ったんですけれど、まったくそうではなかったですね。

きっちり、日本のウイスキーの歴史について語られている本です。

それも、明治維新にスポットをあて、日本の工業化とウイスキーの歴史を重ね合わさている。

ウイスキー、工業ですよねって。

そして、ジャパニーズ・ウイスキーの歴史を遡るために、なんとヨーロッパの酒の歴史まで遡っている。

いや、ローマ帝国前は遡らないのだけれどね、

赤ワインが重宝され、イギリスの王室は赤ワインが欲しかったけれど、戦争に敗れてボルドーを失ってしまって、その代わりということで倒叙したのがスコットランドのお酒、つまりスコッチウイスキーで、貴重なワインに似せようと頑張ったからスコッチウイスキーはワインのような味わいがあって、そんなスコッチウイスキーを師匠と仰ぐ日本のウィスキーがスコッチウイスキー似にないわけがないし、ワインのテイストがないわけがない。

で、なんで、そんなスコッチウイスキーを真似たのか?ペリーの時から仲良しだったアメリカにわたって、バーボンをはじめとするアメリカのウィスキーを師と仰がなかったのか?

それはね・・・

という話がしっかり書かれているのですわ。

やっぱ、人脈とか、勉強って大切なのねって思うわけですよ。



日本ウイスキーの誕生


タイトル:日本ウイスキー誕生
著者:三鍋昌春
発売元:小学館
おすすめ度:☆☆☆(ウイスキーが飲みたくなるっって言うよりも世界史を勉強したくなる)
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